フランスはみなさんご存知
パリからブログを更新。


ヨーロッパの旅も
早いものでもう折り返しを迎えようと
している。


ブログでも書いた
夢のコロッセオに行ったあと
軽くイタリアをぶらついて
僕はスイスに向かった。


イタリアのミラノから
めちゃくちゃ高い列車に揺られ
目が冷める笑。と雪景色。
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山にだって登った。
3883メートル。
考えてみると富士山より高い。

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旅人にも色んな旅人が
いると思うが
僕はこーいう大自然を目の前にする度に、
「あっ俺、今旅してるんだな。」
って感じる。



頭スパークってやつ。笑
  


スイスは本当にいい国だった。

ただバックパッカーには
高すぎた。なにもかも。笑
特にホテル
一泊3000円なんて
考えらなかった。
いつもは1000円以下
高くて1500円だから。笑


そして
フランス南部のリヨンをぶらつき。
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今はパリにいる。


そんなパリからのブログのタイトルは
自己主張をするということ。



旅をはじめて
日本にいるときより
自分は自己主張が増えた気がする。



自分はこう思う。
君の意見には賛成できない。
自分はこうしたい。
なぜなら、、、だからだ。





というのも旅路で
自己主張しないことには
そこにいるものと認めてもらえず
だんだん存在価値がなくなっていくのが
日本に比べ痛いほど感じられるからだ。


また一概に日本以外の国の人を
ひとくくりに外国人とするのは
どうかと思うが
それでも、彼らは日本人に比べ
自己主張をする。

そこに自分を自分の存在を証明するために。






今日もパリで
僕はいつも通りドミトリーに
泊まっていた。
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ドミトリーというのは
ひとつの部屋をみんなでシェアする
部屋のことで、
基本的に
少なくて4人、多くて20人くらいが
ベットを並べてそこに宿泊する。

このドミトリーというのが
使い方によっては本当に楽しい場所になる。

空間を共有することで
自然と話ははずむ。

これまでの旅の話から
人生観まで。
ドミトリーは僕の旅の楽しみの
一つでもある。

どこの国だろうと
基本的に日本人は一人だし、
文化交流は当たり前。

実際、今日も僕は
フランス人、ドイツ人、コロンビア人
ロシア人、イギリス人
と同じ部屋だ。



しかし、一方で
問題の引き金になり得るのも
このドミトリー。
国や育ったところが違えば
文化・習慣だって十人十色。


僕の常識は
彼の非常識。
また逆もしかり。



そんなドミトリーで
今日もちょっとした言い合いが起きた。



僕は
ロシア人のイワンと
ドイツ人のマックスと
楽しくご飯を食べて
げらげら笑っていると
そこに一人のフランス人が
かえってきた。

彼は耳せんをはずして
僕らに言った。
「すまないが、
   寝たいから静かにしてくれないか。
   悪いね、たのしんでいるところ。」

そう言われて
時計を確認すると
23:30だった。

会話が楽しすぎて
僕は時間を気にしてなかった。


そこで僕は
「ごめんなさい。時間見てなくて。」
と言って会話をやめようとした。


しかし
ロシア人のイワンはそれに異議を
申し立てた。
「ここはみんなの部屋だ。
    あやまる必要がどこにある。
    なぜ君一人のために静かにしないと
    いけない。」

そして
イワンとそのフランス人は
そこから2人で
口喧嘩をはじめる。


あまりにも喧嘩が大きくなったので
僕とマックスは
仲裁にはいった。


僕の意見は
「僕はイワンの意見に反対だ。
   ここはドミトリーで、みんなで部屋を
   共有する場所。誰かが不愉快な思いを 
   するのは違うし。時間も遅いから、今は
   静かにするべき。喋るなら
   受付横のバーか共同スペースにいこう。」
だった。

マックスも僕の肩を持つかたちに。


マックスと
2人でイワンを慰め
喧嘩はなんとかおさまった。




しょうもない小競り合いかも
しれないが
ドミトリーで垣間見えた
この会話は、
意見の内容はおいておいても
とても大切なことだと思う。


お互いがお互いの意見を主張し合う
ということは
日本の日常では意外とできなかったりする。


どうしても
身分、年の差、その場の空気
を考えてしまうのだ。


また主張すると
威張ってるなどとさえ言われること
こともある。


僕だって
今は旅中で言語は英語だし
ほとんどの人が3日後には
さようならするのだから
自己主張できつつあるように
なってきたが
日本に帰るとどうなるわからない。


なんでもかんでも
ただ自己主張をすればいいとは
思わないが
本当に大切だと思っていることは
身分、年の差、その場の空気
関係なく伝えることは必要だ。

また周りもそれを
まずは認める環境づくりを
しないといけない。

旅中では
自然といつもその環境が
整っていた。


日本に帰ったら
この旅で学んだ
自己主張の感覚と
日本独自の礼儀という感覚を
うまく組み合わせられるような
人になれたらいいなと思った。