人が怖くなった。
人が信じられなくなった。
旅、やめたい。
そんな貴重な経験をした翌日
僕はパガンという田舎街に移動した。
できるだけ
静かなところ。
一人でゆっくり色々考えれるところ。
パガンにつくと
いきなり目に飛び込んできたのは
パガンの朝日。
横を見ると
たくさんの旅人達が
笑っていた。
この朝日を見た時
自分の中で
少しなにかが変わった気がした。
振り返ってみると
これまで
僕の旅は決して
一人旅ではなかった。
たくさんの
人が常に横にいてくれて
たくさんの人が
僕を助けてくれた。
タクシーをシェアしてくれた
アルゼンチン人。
快く寝床を貸してくれた
ザイ族。
来ないバスを一緒に待ってくれた
タイ人。
Lの発音を一晩中教えてくれた
アメリカ人。
僕に再び会うために
旅のルートまで変えてくれた
ポーランド人。
熱く語り合いMateになれた
コロンビア人。
落ち込んだ時、優しくなぐさめてくらた
ドイツ人。
もう一度旅しようぜ。って言ってくれた
フィンランド人。
いつも電話で僕を支えてくれる
日本人。
あげればきりがない。
常に世界中の人と旅をしてきた。
だからこそ
たった一人の人間の行為で
人を遠ざけてはいけない。
この世界の99%の人は
本当に心優しい人だ。
ある人が言ってくれた。
「人が好き。
人を信じらることは、ゆーすけの
良いところ。
決して失わないで。」
そうだ。
僕の他の人に負けない強みは
人を誰よりも愛せることだ。
自分を見失いそうになったが
もう一度自分らしく旅をしたい。
もう一度世界中のみんなと
旅をしてみようと思う。
僕の強き母は言った。
「お金を盗まれたことは
安い授業料だ。」と。笑
心配して
たくさんのメッセージをくれたみなさん。
本当にありがとうございました。
またがんばってみます!!