【これまでのルート】
中国→ベトナム→ラオス→カンボジア

ラオス
ルアンパバン→バンヴィエン→ビエンチャン
→パクセ→ドンコン島

カンボジア
シムリアップnow


カンボジアはシムリアップからブログ更新。

カンボジアと言えば
2年程前に一度訪れた地。
それでもと、来ちゃいました。

シムリアップをどーぞ!

プレアビヒア。絶景。
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久しぶりの日本人。嬉しい。
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アンコールワット。
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夜明け前。
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ベンメリア遺跡。
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貧乏バッパーを拾ってくれたりょうさん。
感謝。
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ご飯をご馳走になった一家の
おじいちゃんと子供。
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カンボジアについて3日目の夜。
日本人が恋しくなり
ヤマトゲストハウスという
日本人が多く泊まる宿に
遊びに行った。

たくさんの日本人旅人と出会い。
心地良さを感じた。

久しぶりに
日本人のみなさんとワイワイしていると
英語で声がかかる。

「Hey guy come on!!」
いかつめのベトナム人と
ベトナム人夫婦
が3人で話しをしていた。

いかつめのベトナム人とは言ったが
最初夫婦の国籍を聞いた時に
ベトナムと言われ
もう一人のいかつい人もさっきまで
僕がワイワイしていた日本人とは180度違う
話し方・身振りを見せていまので
勝手に僕がベトナム人だと感違い
していたが、後で聞くと日本人だった。
よく考えて見れば、ベトナム人同士で
わざわざ英語は使わない笑

僕に「Hey guy come on!!」
と言った、いかつめのベトナム人の正体は
モウリーさん、生粋の日本人。
元走り屋の総長。笑
その後アメリカでビジネスをした後
現在は東南アジアでビジネスを展開して
もう10年になるらしい。

最初から日本語で話してくれよ。。。笑


3人で話していた内容は
ベトナムの歴史について。
モウリーさんがアメリカ仕込みの
アグレッシブさで
ずばずばベトナム夫婦の
歴史またそれに対する価値観を
聞いて、結構白熱した対話をしていた。

するとそこに一人の
日本人おじいちゃんが登場。
彼は英語は話せないものの
なぜかベトナム語が話せる。
おじいちゃんという年齢だか
身体年齢は恐らく同年代だ。
昨日も往復250kmバイクで走って
1人でプレアビヒアに行ってきたらしい。
(ミニバンで往復7時間かかりました。笑)
考えられない。


僕を含め
5人で会話が始まる。
日本語・英語・ベトナム語が
飛び交う面白い感じに。

話しは
戦争の話から自分という人間の話へ。

モウリーさん
「みんなは自分はどういう人間だと思う。」
「人生でなにが一番大事だ。」

国籍・性別・年齢が違う5人が
それぞれ自分の人生感を話す。
尻の青い僕もなんとかくらいつく。
そしてたくさん学ばせていただく。

ベトナム夫婦から
ベトナム人だからこそ感じる
ベトナム戦争への想い。

モウリーさんから
世界を見てきた人の
立ち振る舞い。話し方。

そして
最後に、人生の大先輩である
おじいちゃんから
失敗。について。

この失敗というのが
今回のブログのタイトルにもなる。

おじいちゃんは言った。


「若いもんはなぁ。失敗をせなあかん。」


「失敗してなんぼなんや。
   失敗ができるんや。
   失敗をたくさんしなさい。

   そしてそこから自分なりに
   学びなさい。
   戦争のように間違ったことをしたら
   きちんと誠意をもって
   修正していきなさい。」



ここまで旅をして思うこと。
それは
他のバックパッカーに比べ
僕はかなり若いということだ。


聞いた感じ
だいたい多いのが
28〜32歳くらいの人。
もしくは
老後旅してます。
って感じの人。

つまり、
この周りの旅人より
今の僕は
たくさん失敗することができる。
ということだ。



他の旅人より
若い分人生経験も少ない。
まだ社会の右も左もわからない僕
だからこそ
人よりたくさん失敗できる環境に
いることができるんだな。
と感じる。

これまでの20数年間。
自分が人として成長できたきっかけとして
浮かんでくるのは失敗経験がばかりだ。

そう考えると
自分が今置かれている状況は
本当に幸せだ。

一人リュックを背負って
日本を飛び出した
からこそ味わえる失敗を
誰よりもしてやろうと思う。

失敗してなんぼ。

世界遺産やローカルフードもいいけど
地球のどこに行ったって
こうやって人との熱い会話から
たくさんのことに気づかせて
もらえる瞬間こそ
僕の旅なのかもしれない。