おはようございま花火
 今日はチェコガラスボタンの柄について考えてみたいと思います。

 チェコで作られたガラスボタン、実は日本的な柄が多いのでよく驚かれます。
着物などの和柄にもとてもよく似合うんです。
なぜ日本と離れているチェコで、トンボ、三巴、菊の御紋、桜、銀杏の葉っぱなどの日本的な柄がボタンに使われるようになったのでしょうか。富士山

 それは、1867年までさかのぼります。パリで万国博覧会が行われ、日本も博覧会に参加し、多くのヨーロッパ人はこのとき初めて日本の文化に触れたのです。特に人気を集めたのは浮世絵でした。今まで見たことのない色使い、描かれた風景に人々は魅了されました。ハート音符
また印象派、アール・ヌーヴォーなどの芸術家達は浮世絵に強く影響されました。

 チェコのガラスボタンの製造がちょうど19世紀後半に盛んになり、ガラスボタンのデザイナーも当時の流行を取り入れて、日本人にも馴染みがあるデザインを次々と生み出しました。

 例えばトンボのモチーフですが、ヨーロッパでは、フャッションジュエリーの大人気モチーフになり、ボタンにもたびたび絵かれるようになりました。
ちなみに日本では前にしか飛ばないので人気のモチーフですよね。西洋ではトンボは、生まれ変わりや目覚めの象徴で人気があります。

今回また新色が入荷しました。
是非見にいらしてください。花束