筆者宅の朝食はパンかシリアルやフルーツといった感じで、
手軽に済ませられるメニューが多い。
 
パンはパン屋さんやコンビニなどで買う事も多いが、
子供が産まれてからは、おうちで作る方が多くなった。
 
しかし、
イチからパンを捏ねてという工程をしていると、
育児と家事と体力が成立しないので、
筆者宅ではホームベーカリーを活用している。
 
材料を入れて最後までお任せ!という日もあれば、
捏ねるまでを任せて、後は子供の好きなパンを作る日もある。
 
電子レンジ10分程度で作るカスタードクリーム入れたり、
購入したこしあんやつぶあんを入れたり、
余った食材でピザパンにして焼いてみたり。
 
形も動物やキャラクターにしてみたりと、
アレンジして楽しんでいる。
 
子供も大変喜んでくれるので、作り甲斐があって嬉しい。
 
しかし、いざホームベーカリーに材料を入れて、
もうすぐ捏ね終わる時間だと思っていても、
 
幼い子供の育児をしていると、何が起こるかわからない。
 
予定していた具を入れる作業時間、
10分程度も取れない時もある。
 
さらに、
具を入れる時間が無いなら、ササっとロールパンにしてしまえ!
と思っても、
パンを丸める時間も取れない時も多い。
 
そんなとき、
筆者は鍋に丸投げして終わりにする。
 
本当に丸投げだ。
 
どんな丸投げ具合いか、今回披露したいと思う。
 
ちなみに、仕上がりはこんな感じ。
パン・ド・カンパーニュだと子供が食べられないので、
食パンと同じ材料で作っているのだが、
 
子供の顔くらい大きなパンに子供は喜ぶし、
アレンジの仕方ではホームパーティーにも使えるパンになる。
筆者宅ではピクニックに大活躍している。
 
~レシピについて~
※ホームベーカリーの仕様によって異なりますが、今は概ねほとんどのメーカーが、「捏ねる」工程が独立している仕様と思いますので、その前提で書いています。
※オーブンを使いますが、発酵設定(35℃や40℃など設定が出来るもの)があるオーブンのレシピとなりなす。
※パン生地の材料はホームベーカリーの食パンと同じ材料で作っています。
 
①ホームベーカリーが捏ね終わり、「さて、具を入れて丸めるか。」と思った瞬間、
”一緒に遊ぼう攻撃”や”イヤイヤタイム”が始まった!
動画や一人遊びで回避できない場合に、クッキングシートを取り出し、子供と一緒に”ベリッ!”、”グシャグシャッ!”とシートを用意しつつ、
1)手頃な鍋を用意し、クッキングシートを鍋に設置。
 
 

手に強力粉をまぶし、”手が白くなったー”と子供と遊びながら、ホームベーカリーからパン生地を取り出し、

2)軽く丸めて鍋へドーンッ!濡れふきんをかけて20分生地を休ませる。

 
その間、全力で子供と遊ぶ。
 
③子供と遊んでいる隙に、サッと、
3)霧吹きで水をかけ、オーブンにて40℃で40分間発酵させる
サッと行けない時は、一緒に霧吹きを楽しむ!
一番待ち時間が長い工程なので、その間、全力で育児・家事・休憩をこなす。
 
④更に子供と遊んでいる隙に、ササッと、
4)オーブンを180℃予熱し、パン生地に卵液をハケで塗る。
塗らなくても白いパンになるだけなので、
筆者的にはお好みで良いと思う。
 
ササっと行けない場合、子供と塗るのを楽しんでもいい。
 
⑤”さあ、パンを焼くよー!”と声掛けして、
5)予熱完了したオーブンにドーン!と入れて、焼き時間15分。
 
⑥”いい匂いだねー、あちちだねー”と言いながら、
6)クッキングシートを剥がして、熱を取る。おしまい。
 
発生する手間時間を書いてみると、こんな流れ。
→鍋取り出し、クッキングシートを切って鍋に設置 約1分。

→捏ねられた生地を丸めてドーン!からの、濡れふきん用意・セット 約1分

→霧吹きして発酵にセット 約1分。
→予熱セットと卵液塗り 約1分。
→オーブンにドーン! 約5秒。
→パン取り出しとシート剥がし 約2分。
 
発生する手間時間、約6分5秒!
(前提のパン生地の軽量・セットは3分くらいだろうか。)
 
で、こんなパンが出来上がる。
子供の顔くらい大きなパンの完成!
 
時間に多少余裕があれば、②の工程時にこんな感じにすると、
更に子供のテンションがあがるぞっ!
”アンパンマン!新しい顔よ!”演出が、
子供とリアルに楽しめるぞっ!
 
筆者宅での食べ方は、
・パン・ド・カンパーニュのように切って食べる。
・切ってグリルやトースターで焼いて食べる。
・サンドイッチにする。
・パテやチーズ、野菜を挟んで、まるごとハンバーガーにする。
など。
 
パンの上部分を切って蓋にして、中をくり抜くアレンジでは、
・残ったホワイトシチューとチーズを入れ、パングラタンにする。
・ミートソースがあれば、ラザニア風にする。
・中をくり抜いてサンドイッチを詰め、パン・シュープリーズにする。
 
こういう感じの事。
くり抜いた中に何を詰めようか考えるだけで楽しい!
 
無意識にミッキーになっていた。
 
ピクニックアレンジで気に入っているのは、
パン・シュープリーズもだが、
お弁当の器として焼いて、食べ物を詰め持っていくアレンジだ。
 
筆者的にお弁当の器に活用するのは結構良くて、
・ゴミが減る。
・帰りの持ち物が減る。
・作り手は冷蔵庫にある物を詰めるだけ。
・ピクニック先で食べる際、切り抜いた部分のパンで各々が完成形(サンドイッチやオープンサンド)にする楽しみがある。
・ストアで買って食べるより、断然安上がり。
・見た目で意外とテンションが上がる。
などなど、メリットが多い。
 
パンを作る気満々でセットしたが、
パンに具を入れたり、丸める時間が急に取れなくなった時は、
是非、丸投げパンにして、
丸投げにした分の時間を子供と遊んだり、家事をしたり、
休憩したり、休憩しよう!
 

 

今回使用した鍋はアイリスのフライパンセットの鍋。

ティファールから乗り換えてみたが、なかなか使いやすく、

乗り換えて1年以上経つが、焦げたり張り付いたりといった事も無い。

 

 
筆者宅は象印を使っている。もう何年経つだろう。
お餅が食べたくて、お餅が作れる機能付きで、
且つ、パンの工程を調整出来るタイプを探した結果、
象印を選択したように記憶している。
実は、捏ねる羽根部分を何故か何回か無くしており、その度サポートで購入。
サポートがしっかりしていると安心。