今日の日経平均は爆死。
これだけ下がると大抵の投資家は含み損が増えたと思う。
株価が下がるとパニック売りに走る人が多い。
人はネガティブな感情に陥ると、悪い方向に考え方も進む。
「ドンドン下がる!」と怖くなり「傷が浅いうちに売らなければ!」
感情のままに売りに走り、その後に下がる株価を見て「売って良かった」と納得をする。
その後に上がると「売らなければ良かった」になる訳だが
これを繰り返す人のなんと多いことか。
欠けた所ばかりを気にするからそう言う行動になる。
人の心理特性と呼ぶべき特徴だが、人は欠けた所ばかりを気にする生き物なので
そう言う結果になってしまう。
人は株を購入すると上がる期待感でワクワクをする。
しかし下がった途端に「少しでも損をしたくない。」とディフェンシブな気持ちになる。
面白い事に、株価が上がっても「もっと上がるかも」と思っていながら
僅かでも下がり始めると不安な気持ちが湧き上がる。
その結果、「利益が出ているうちに売ろう」と僅かな利益で納得をして約定する。
コツコツと利益を出して、株価が大きく下がると慌てて売って大きく負ける。
「損失回避」が悪い訳ではない。
無用なリスクを取る必要はないので予め5%下がったら売ると決めるなどの「ストップロス」の設定は必須。
しかし、面白いのは株価が下がった時に「買い増せば良い」と短絡的に考える人の多い事。
1万円で購入した服がセールで5割引になっていたのを見てもう一枚買い足すように
ロス分を補填するかのように買い増しをする。
服ならば買い足す事で実質1枚が25%引きで購入出来た事になるが
こと株においてはそう単純ではない。
大抵の場合、更に下がり続けて大きくロスを増やす事になる。
下降トレンドの株を単に安くなったからの理由だけでナンピン買い(買い増し)をすると
火傷が大火傷になりかねない。
下がった時にはそれなりの理由がある訳で、ナンピン買いをするのなら
きちんと確かな情報を集めて買い増しをする理由があれば買うと徹底しなければならない。
そもそもナンピン買いはメリットが薄いので行わない方が良い。
100円で100株を買った持ち株が50円に下がったので100株ナンピン買い。
これだと平均値で計算されるので75円で200株を購入した事になる。
下げトレンドだと更に下落が続く。足枷を自分で嵌めてしまう事に気づかないといけない。
ナンピン買いをすると株価が気になって仕方がなくなる。
そして下がり続ける株価の恐怖に負けてパニック売り。
大損失。
その後株価が上昇するのを見て嘆く。
これはもう止めなければいけない。
避ける為にする事は簡単で、
購入する前にその株の業績、将来性をしっかりと把握しておくこと。
勿論、現在のようにロシアとウクライナの紛争が唐突に起こることもある。
そのような時にはロスカットの枠を購入前に決めておく事。
買った時よりも5%下がったら売る。7%でも10%でも良い。
予め決めておき、機械的にそれこそロボットになったつもりで売る事である。
そして、将来性にかけた株であるならば
株価はある程度売られたら上がるものだと理解をしてホールドしておけば良い。
今までも株価は何度も突発的な事象により大暴落を繰り返してきたが
いずれも復活をしているのを思い出すと良い。
そもそも全財産を投資していると言う人でなければのんびりと事を構えていれば良い。
忍耐力を鍛える鍛錬だと割り切っても良い。
そう考えたら、ちょこちょことチャートを覗くようなさもしい心は片付けよう。
大船に乗ったつもりで安心していれば良い。
そんな感じです。
ちなみに今日の株価について。
FRBが金融引き締めに動く報があったので余計に売りが広がった感じ。
利上げによる消費低下。そこから波及する輸出産業のダメージ。
しかし円安下にあっては、そこまで懸念する必要が無いと思う。
大いに押し目買いのチャンスだと思う。(ナンピンはダメね)
ちなみに先日購入をした「INPEX」は翌日約定した。
核融合発電はまだまだ先が長いので暫くは様子を見続けようと思う。
ディフェンシブ株として「KDDI」は安定しているのでインカムゲインの株として持っておく方が良い気がする。
しかし同様のディフェンシブ株として日用品の「花王」は増収しても減益になった。
原材料費の高騰が原因なのでこの辺りに絡む株については熟考の必要があるね。
今後も企業の先行きは不透明感が続くのでディフェンシブ銘柄やエッセンシャル銘柄でも
臨機応変に売買をしていく必要があるが逆に言えば空売りとの二刀流で攻めるチャンス到来でもあるから
じっくりと見据えていきたいね。