bogateiのブログ
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僕は15年前の記憶を頼りに、

原宿で知っている唯一の店へ連れて行く。

竹下通りを抜け、ちょっと古風な道を・・・


りょうこもこの道をよく知っているようだった。

なんとなくだが・・・


「この道知ってるの?」

「うん。私が昔バイトしていたお店があるんだ。」

「そうなんだ。何屋さん?」

「喫茶店だったかな~。何でもありって感じだったけど。」


そんな会話をして、たどりついたのが、

あのお店。


「えっ、ココ?」

「うん。昔ここに来たことがあるんだ」

「えっ、そうなの?いつ?」

「いつって、いったって。かなり昔。15年くらい前だよ。」

「そうなの!私も小学生の時にやってたの」

「えっ、小学生の時?もしかして、りょうこって・・・!」

「知ってるの?」

「もちろん。東京にはじめてきて、最初の喫茶店で、かわいい子がいるなって思ったんだ!

その時、思い切って名前を聞いたんだ。そしたら、りょうこって教えてくれたんだよ。」

「・・・そんなことがあったような」



そんな会話からお互いの接点を見つけ、

話に花が咲き始めた・・・


さらに・・・



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その子が僕の視線に気づく。


そして・・・


僕のところへやってきた。


「お客さん、どちらから?」


その女の子が尋ねる。


「・・・北海道」

「ふ~ん」


八重歯がかわいらしい笑顔で微笑み返してくれた。



その瞬間、なぜかわからないが、僕は


「名前なんていうの?」



女の子も、友達もびっくりした表情。


しかし、その女の子は、


「りょうこ」

「りょうこ。ふ~ん。かわいい名前だね。」


僕らしくない言葉がとっさにでてくる。



カランカラン~♪



お客さんが入ってくる。

りょうこはお客さんの案内。


友達が、

「渋谷に行ってみようぜ」

なんて言いだし、店をでることに。




結局、名前を聞いて店を後に・・・。



そんな十五年前の記憶・・・・・・。

・・・今から15年前。


中学3年生だった自分は、修学旅行で東京に訪れていた。

最初に来て、最初に訪れた東京の土地は、

「原宿」。


なぜか最初に吉野家で牛丼を食い、

竹下通りの人の多さにビックリし・・・


そんな中で、僕と友達はとある喫茶店に入った。

牛丼を食った後なのに、なぜか喫茶店。


都会人っぽく振舞ってみようという、

田舎人ならではの発想。


竹下通りのちょっと外れたところに

ちょっと古風なお店を発見。


そこには、白ひげがダンディーな感じのマスターと

小学生くらいでみつあみがかわいらしい女の子が

せせこましく、店をきりもりしていた。


その女の子が、お水をもって注文しにきた。


「注文何します?」


高い声でしっかりと応対できていた。


僕らは、飲み物を注文。


そして東京話に花を咲かせていたが、

自分はなぜか、その子が気になり、話のしながらも

チラチラその子をことを眼で追っていた・・・




二人の会話は、自己紹介から始まった。


「名前はなんて言うの?」

「私? りょうこ」

「おれ、ひろき」

「ふ~ん」


という感じで。

それから

住んでいる所や休み何やっているとか

何気ない会話でゆっくり歩を進めた。


50分くらいたったのだろうか。

原宿に到着。


なぜ、原宿にしたのか自分でもわからない。

特に知っている店もなく・・・


と、その時、

ある店を思い出した!




その店は、実はりょうこと・・・

彼女はびっくりした様子で一緒に店を出た。


「お昼はまだだよね?

何か食べに行きませんか?」

自分はカレーを食べたばっかりだというのに、飯に誘う。


「えっ?う~ん・・・。

それもいいですね!」


っていう、軽い感じで展開していく。


まだ、昼過ぎの天気のいい午後だった。



スペイン坂にいたが、なんかあるくことになった。

向かった先は原宿。

結構歩いた。


そして会話が弾んだ。

なにか最初の出会いではないかのように・・・