スピリチュアルの世界観では、カゼを引くことは浄化なので良いことだとされることがあります。果たして本当に良いことなのでしょうか?
たしかにカゼを引くことで身体のエネルギーの滞りが解消されます。そして西洋薬を飲まないで上手に経過させると、カゼを引く前よりも元気になります。
これは身体の変化をみるとよくわかります。カゼを引くときはエネルギーが滞っているために背骨が硬張っているのです。しかし上手に経過させると背骨に弾力性が戻ります。
背骨は各臓器との関係が深く、背骨が硬張っていると臓器の働きが鈍り、あらゆる病の元になるのです。
確かにカゼを引くことで背骨の硬張りが取れます。その結果臓器の働きが正常になり健康的になります。この面からするとカゼを引くことは浄化と言えるでしょう。
しかし一方で浄化でない場合もあります。季節の養生の方法に問題がある場合です。
カゼを引く条件は、カゼのウイルスが存在することですが、それだけでは不十分です。気温が低いこと、そして湿度が低いことも必要になります。
秋口になると気温が低下しますが、それと共に湿度も下がってきます。洗濯物をベランダに干すとカラカラに乾くことで空気が乾燥してきていることが分かります。
私たちの身体も同じように水分が不足がちになり、乾燥してしまうのです。
寒さの中で身体が乾燥すると喉や消化管などの粘膜免疫の機能が低下し、ウイルスの侵入を防ぐことができなくなります。そのせいでカゼを引くのです。
このような場合は浄化ではなく、単に不養生のせいでカゼを引いたのです。
秋口くらいから一時間に二口三口ほどの水分を補給し体を温めるだけで、カゼ引きをずいぶん予防することができます。水分が十分な身体は寒さにも強くなります。
このような養生を行った上でカゼを引いたのであれば、それは身体のエネルギーが滞っていたためであり、浄化であったと言えるでしょう。
しかし不養生でカゼを引くこともあり、全てのカゼが浄化とは言えません。
季節の養生をしっかりと行い、カゼを引かないようにしたいものです。
もしカゼを引いてしまったら、水分をしっかり取ることと足湯で体を温めることです。足湯は就寝前に行います。
方法は湯船にくるぶしが隠れるまでお湯を張ります。温度は我慢できるギリギリの温度です。
6分間足を浸け、足を出したらよく拭いてから、左右の紅潮の程度を見比べます。
若干白い方の足だけをもう2分間温めます。
その後は靴下を履くか、足元に湯たんぽを入れるかして寝ます。
これを3日ほど繰り返すことで、カゼは早く抜けていくでしょう。
浄化であってもそうでなくても、この方法は有効ですのでお試し下さい。
