前回の記事ではアニータ・ムアジャーニの気づきをご紹介しました。
私たちはエネルギーであり、内面のエネルギー状態が外側に反映されて現実が創られているということでした。
そして現実を変えるには外側の問題に対応するよりも、ありのままの自分でいることが大切だということです。ありのままの自分でいると、物事が自然に展開し問題が解決されていくのです。
アニータの場合は末期の悪性リンパ腫の中で、臨死体験をしてこの気づきを得ました。
この気づきはアニータだけでなく、アメリカの直感能力者ペーニー・ピアース(Penney Peirce)も同じことを指摘しています。
ペニーは現実で問題が起きた時に、それをどのように解決すればいいか考える必要はないと言います。ただ静寂の中に戻り現在の状況に感謝すること、そして静寂の中で自分の魂の波動を感じていると、自分が何をしたいのかが分かると述べています。あとは古いこれまでやり方を止めて、魂が求める新たな流れに乗れば良いのです。
ペニーの著書『波動の法則』から一部抜粋してご紹介します。
「行き詰まったとき戦略を自分で考える必要はありません。古い低い波動のやり方を止めるだけで良いのです。その状況を選択することに意志の力を使えば良いのです。全てを受け入れた静寂の中にいると、波が何を望んでいるかすぐにわかるようになります。流れに従いなさい」
「仕事がずっと続いて忙しすぎると文句を言い始めたときには、じつは一人きりになって自分を見直し、新しい計画を練る時間へと移ろうとしているのです。すると予約が入らなくなったり、予定していた仕事がだめになったりして、静かな時間を持てるようになります。その時間に文句を言い続けるとその時間は長引きました。その時間に感謝し、学び、自分が他の人々とのつき合いや刺激をまた求めていることに気づくと、この時間はすぐに終わり、数日中に、ときには数時間で次のチャンスが訪れるのでした」
「退屈し、心細くなり、一人でいたいと感じます。そこから抜け出すためには、古い役に立たない意識やものを手放す必要があります。人生の滞りや意識を感じたときは、流れを取り戻しましょう。こうあらねばならないといった考えやイメージを捨てて、ただ「いる」だけになり、自分の興味と望みに従って自由に心の赴くままに行動しましょう。自分が本当は何をしたいのか分かってきます」
「子供のような喜びと好奇心いっぱいの本当の自分と調和していないものに夢中になるのを止めたとき、あなたの魂の波動が表に現れてきます。または魂に意識を向けたとたん、魂の波動を感じ始めます。あなたが静まるのを魂は待っているのです」
「自分が無の世界に落ち込んでしまったと感じたとき、じつはあなたは自分自身に戻っているということは、人生最大の秘密の一つです。自分が空っぽになったと思ったとき、あなたは真実に満たされています。そして古いパターンを手放せば、新しいことがすぐに始まります」
ペニーもアニータと同様に、私たちの内面のエネルギー状態が外側に反映されていることを前提としています。そして内面を整えるにはありのままの自分でいることが大切だと説いていることにも共通性があります。
ありのままの自分とは、心が静寂を取り戻した時に現れてくる穏やかな自分、あるいは子供のような喜びと好奇心いっぱいの自分です。私たちはこのような無邪気な自分を、社会化された大人の自我で抑圧しています。そして恐れや無価値感から来る選択をすることで、退屈で味気ない人生を送っています。
ありのままの自分でいることで内面のエネルギー状態が高まり、愛や喜びに満ちた現実を創造することができるのです。
