ドアホンを押す手が震えるほど、
打ちのめされていた。

健康器具という名の訪問販売だが、
中身は、アダルトグッズをも、
取り揃えているのだ。

パンフレットの後半は、
その手の商品が並び、
まさに、そのものなのである。

たまに、興味を持ってくれる方に、
巡り会えるが、購入までは
中々いかないのが現状である。


何軒目かの小さなマンションで、
めずらしく玄関があき、

ドアの隙間から顔を出したのは、
20才前後の明るい感じの女性だった。

「須藤あや」という名前らしい。

驚いたのは、ドアの隙間から視えてくる
あやは、レオタード姿だった。

それも黄色の派手なもので、
身体のラインがキッチリ出ていて
明るい笑顔に、何とも眩しい姿だった。

「健康器具の販売ってどんなのですか?」

パンフレットを渡すと、ペラペラと目をやり
アダルトグッズのページに、
少しピクンと反応していた。

「腰に疲れがあるみたいで、
これ、試せるんですか?」

「もちろんです。全て持っていませんが、
予約もできますので・・」


狭い玄関で、パンフレットを片手に、
リビングへ向かうあやの身体を、
後から眺めると、

レオタードに押さえつけられているが、
確実にFカップ以上の胸と、

カモシカのような細く綺麗な脚の上には、
肉棒を咥えたら放さないのではと
想像させるお尻がのっていた。