この夏最後の試合に全てをぶつける気迫!!

治療院に来てくれている患者さんの話。

 

中学3年生で部活を一生懸命頑張っている女の子。

毎週遠くから車で来院されます。

 

 

腰が痛くて試合に出られるか不安な状態で、できる限りのサポートをして来ました。

 

 

 

昨晩、最後の試合を終えた彼女が院に入って来て発した言葉。

 

 

「試合負けました〜!!」

 

 

 

でも。

 

 

 

でも、何だか清々しい雰囲気。

 

 

中3女子、思春期もあり普段はそこまで必要以上の話はしない彼女。

 

 

 

今日は明るい。

 

 

そしてよく話してくれる。

 

 

 

「腰、最後まで痛くなかったです。」

 

 

 

相手は強豪チームだったそう。

 

最後の最後まで追い詰めて、あと一本ヒットが出れば、逆転勝利というところまで

頑張ったみたい。

 

 

試合には負けて、引退となった彼女。

 

 

しかし、ひと回りもふた回りも大きくなってたくましく感じた。

 

 

試合に負けた瞬間は、みんなで号泣したそう。

 

 

本当に全ての力を出し切ったんだなぁ。

 

試合には負けたものの

それでもあれだけ清々しい表情、雰囲気を見て改めて思う。

 

 

負けたことよりも

そこに至るまでの努力や過程が大事。

やり切ったからこそ後悔よりももっと違うものを経験できたんだと思う。

 

 

スポーツは勝負事。

 

勝ち負けを決めるのは良くない風潮。

かけっこでも順位を決めない風潮。

 

しかし、書道であってもピアノであっても

昇段試験や発表会での入賞など。

 

何だって順位や技量を決められる場面はある。

 

 

結果がすべての事柄もあるでしょう。

時期もあるでしょう。

しかし、結果に至るまでの自分の向き合った姿勢、

向き合った時間が何よりも得られるものが大きい。

 

 

今回、彼女や彼女のお母様からのあれだけ嬉しいお礼を言われるとは思っていなかった。

 

だって試合に負けてしまったのに、

 

あれだけ感謝されたんだから。

 

 

 

諦めかけた試合に、痛みなく出れたこと。

 

それに向けて彼女がしてきた努力。

一生懸命やってきたからこそ得られたんだよね。

 

 

素晴らしい。

 

 

勝利至上主義じゃなくてもいいけど、

一生懸命になるためには自分との競い合いは難しい。孤独かもしれない。

 

 

誰かがいるから頑張れる。

相手に勝つために頑張れる。

 

 

少なからず、人と比べ、自分たちが何をすべきか定めて向かっていく。

 

 

そう思うと勝負事や順位を決めないことだけが良いんではないよね。

 

 

目標を持ってそれに向かうこと。

そのわかりやすい形が順位や勝負ってこともある。

 

 

そう思うと家庭学習って自分と向き合う時間だから、そりゃ大変だ。

 

だからこそ楽しい、遊びのような感覚で勉強するのって大事だな。

 

そしたら、いざやるべきタイミングになれば

 

しっかり向き合うようになるもんね。

 

まずは、勉強が楽しいって思えるようにしてあげることが大事だな。

 

 

 

治療家だけでなく

家庭学習をお伝えするインストラクターでもあります

 

倉嶋 あつし でした。

 

 

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