幸せに生きるためには

「自分がやりたいことをやる」

ということが鉄則になります。

 

自分がやりたいことをやるということは

「自分が持っているもの(才能)を遺憾なく発揮する」

ことにつながり、自分を活かすことで

自分が幸せを感じながら

周囲、ひいては社会に貢献することができるなら

これ以上の幸せはないでしょう。

 

 

「やりたいことをやりましょう」

と言われて、やりたいことをやるにも人間関係(家族・パートナー・同僚・友人・上司や部下など)がうまくいかない。

 

そもそも何をやっても自分のやりたいことに巡り合えない。

 

そういう方は、「やりたいことをやる」という段階ではないのかもしれません。

 

 

自分がやりたいことをやるためには

「自分」と「自分以外」を明確にして

「自分の範囲」というものを把握します。

 

「自分が好きな服を着る」というのは

「自分の範囲」です。

 

しかし、「家族に自分の好きな服を着せる」となると

「自分の範囲」を超えてます。

 

家族の服装を自分の好みに変えることが

「自分のやりたいこと」

であっても、それは「自分の範囲」ではないので、できません。

 

やろうとしても家族から反発され、うまくいかなくても全くおかしくありません。

 

「やりたいことをやる」ためには、まず「自分の範囲」を知り、対等な人間関係を築くことが大切です。

 

 

対等な人間関係を築くために大事なことを過去記事から箇条書きでまとめてみました!

 

 

・我慢は努力に入りません。どんなに頑張ったとしても我慢は努力ではありません。

 

・現実を創るのは「行動(アクション)」よりも「反応(リアクション)」のほうがウェイトを占めます。

 

・「行動(アクション)」で現実を創るためには「現状把握が9割」。

 

・対等な人間関係には心の境界線をしっかりつくることが必要です。(=自立)

 

・健全な心の境界線が出来上がってない状態が「依存的な精神状態」です。

 

・子どもが健全な心の境界線をひけるようになるには親の「秩序」と「受容」が必要だよ。

 

・子どものころに心の境界線をうまく構築できなかった場合は自分で「気づく」ことで心の境界線がひけるよ。

 

・支配(コントロール)を受け取ってしまうとエネルギーに悪影響が大きい。

 

 

くっ…どれもすごく大切すぎる…

 

心の境界線がきちんとひけていることが精神的自立です。

逆に言えば、心の境界線がひけていないのは依存的です。

 

自分のやりたいことをやるためには精神的に自立しなければなりません。

 

それじゃないと「やりたいこと」として人に強要して振り回したり、逆に人から言われたことをやりたくないのに引き受けて振り回されたりします。

 

自分がやりたいことをやるための準備として心の境界線をきちんとひくこと(=自立)がとても大切ですし、お子さんを育てている人はお子さんの心の境界線もきちんと育ててあげることも大切です。

 

 

DV・モラハラもこの「心の境界線」がきちんとひけてないから起こります。

やりたいことをやるためだけでなく、理不尽な思いをしないためにもこの「心の境界線」は必要です。

 

 

心の境界線がひけていないところは反応(リアクション)として出てきがちです。

 

・理由を聞かれると怒りが出てくる

・理不尽なことも「そういうもの」と思っている

・「正しいこと」とされるものを鵜呑みし、自分で考えることを放棄している

 

このような反応は心の境界線がひけておらず、依存的に生きているときに出てきます。

 

例えば、何か作業しているときに

「あれっ?これ先にやったの?」

と聞かれただけで「は?ダメだったんですか?むかつき」など怒る人がいます。(理由を聞かれると怒りが出てくる)

 

 

妙齢で独身だと実家に帰ったときに「結婚はまだなの?」と聞かれて「結婚なんてしたくない」と思っていても「結婚はするもの」と思っていたら、結婚できない自分に落ち込む。(理不尽なことも「そういうもの」と思っている)

 

 

「決まりだから」と決まりの意味も考えず人に強要する。正しさを武器に人を支配しようとする。(「正しいこと」とされるものを鵜呑みし、自分で考えることを放棄している)

 

 

このように依存的な生き方をしていると「やりたいことをやろう」としても難しいのがわかると思います。

 

心の境界線がひけてないと、そもそも「やりたいこと」が的外れになりがちです。

 

 

 

世間の目

一般常識

普通でありたい

 

これらは全部依存的な生き方です!

 

親御さんが依存的な生き方をしていると子どもにもそれを求めてきます。

 

でもそれは、相手が親であってもしっかりと線をひかなければ自分を生きることはできません。

 

自分を幸せにするためにその土台作りを頑張りましょう!