望む現実を創るためには

 

・現状を把握する

・理想を明確にする

・そこまでの手段を決める

 

ということが必要です。

 

 

 

これは旅行など移動するときも同じで

 

・現在地を把握する

・目的地を明確にする

・交通手段を調べてどうするか決める

 

ということが必要です。

 

 

 

望む現実を創るために

上記の中で最も重要な項目は

 

・現状を把握する

です。

 

 

 

地図があっても

目的地が明確でも

現在地がどこなのかわからなければ

移動することはできません。

 

 

「なかなか望む現実が創れない」と

お悩みの場合、

かなりの高確率で

現状の把握が間違っています。

 

 

札幌から東京に行きたい!

だから札幌駅からエアポートに乗って

新千歳空港に行こう!

 

そう決めても

実際にいるのは札幌ではなく

埼玉だったら、上記ルートでは

東京に着きません。

飛行機いらない

 

 

「自分はこうなりたい」

という理想が明確でも

現状の把握が間違っていると

たどり着けないのです。

 

 

※要注意!

「現状は関係ない。何もしなくても手段とか関係なく理想の状態のエネルギーになれば理想は叶う」のは本当です

ただ、現状を把握することと現状に気持ちが引っ張られることを混同しないようにしてください。

 

 

 

例があったほうがわかりやすいと思うので、例を出しますね。

私の話なので面白いですよw

ただ、長いです。ごめんなさい。

 

 

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2年ほど前から契約社員として働いているのですが、働き始めて半年経ったころ、違う業務を覚えるために、それまでと違う正社員さん(Xさん)の元で業務を覚えることになりました。

 

Xさんは男性で、それまで彼の元で業務をこなしていた契約社員3人が、「Xさんのやり方に不満がある」として、Xさんの上の人に申し出ていました。

 

その後、少し改善されたと聞いていました。

 

ところが、私に業務を教え始めたとたん、私にだけ陰険なパワハラを始めてしまったのです。

 

私は「ああ、あの3人が言ってたのはこれか…」と思いました。

 

3人は何か月も我慢してから上の人に訴えましたが

私が何か月も我慢なんてそんなことするわけないじゃん。

 

 

開始から数時間で完全にブチ切れた私は上の人に言うのではなく、

完全に記録に残り、同じ部署の人全体に晒す形でAさんの悪行を並べ立て、改善要望を丁寧に叩きつけました。

 

つまり、直接鉄槌を下したのですw

我ながら強い。

 

Xさんからは「これは業務なのでそこのところはご理解ください」とまるで私がわがままを言っているかのように扱ってきました。

(マウンティングのつもりでしょうね)

 

「教えられたことは業務時間内、精一杯やらせていただきますが、教えられてないことは物理的に不可能ですので、やれません。私は業務をこなしたいので、私に理解を求めてないですぐに改善してください。」

とすぐにマウンティング返しをしましたwwww

 

正論を言えばいいだけなので簡単です。

 

そのまま業務時間が終わったので帰りました。

しっかり記録に残る形にしたので、これは私が帰ったあと、上に報告されるはずです。

私もそれを狙ってるし。

翌日、上も動かなかったらすぐに対応の窓口に行くつもりでしたし、上は動かないと思ったのでもう窓口に行く気マンマンでしたw

 

が…

Xさんはあっさり平謝りしてきて、その日から私に対してVIP対応になりました(笑)

 

モラハラ男あるある!

「相手が自分より強いと思ったらすぐに掌返し!!!!!」

 

Xさんの悪事を一発で仕留めて成敗しました。

 

 

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上記の出来事が1年半くらい前の出来事なのですが、先月私の隣の席に「P正社員がイヤ」って嘆いている人(Qさん)がいました。

(ほぼ初対面)

 

Pさん(女性)もなかなかのパワハラキャラと聞いていたので、最初は同情的に話を聞いていました。

 

ところが、私が「○○の幼稚園に勤めていた」という話をしたところ、「あそこに勤めてる人って変な人ばっかりだよね!」と始まったのです。

 

え…そこに勤めていたって言ったそばからそういうこと言うの!?凝視

 

私はちょっとひきましたが、

「まあ、それは人それぞれですよね」

って言っておきました。

 

それからQさんの口から出てくる出てくる

悪口!悪口!!悪口の嵐!!!!

 

 

私はその話にうんざりしながら思いました。

Qさんは人の悪口を言いたいだけなんだ

 

 

その後、またPさんの悪口が始まったので、私は

「それ、本人に直接言えば?」

と言いました。

 

Qさんはなぜかドヤ顔で

「そんなの言えなぁいニヤニヤこわいも~ん!」と言いました。

(私がXさんを成敗していることを知っているので、恐らく「あなたとは違うのよ」という意味のドヤ顔なんだと思います。)

 

 

私「だったらもう陰で悪口言うのやめよっか!!!むかつき

 

Qさん「えー…」

 

私「Xさんをボッコボコにした私に悪口を話すってことはQさんもXさんのようにボコられたいわけよね?Pさんだったら私ほどボコボコにしてくれないから悪口だけにしているんだね。」

 

Qさんは青ざめました。

 

私「っつーかさ、○○の幼稚園に勤めてたって私が言ったそばから変な人ばっかりとか普通言う!?」

 

Qさん「でも…それは人それぞれだから…」

 

それは私が言ったセリフ!!!

 

 

私「Qさんさあ、自分が悪口ばっかり言ってるの気づいてる?」

 

Qさん「(笑いながら)そうだよね。」

 

私「ちゃんと答えれる?気づいてるの?」

 

Qさん「ね~?」

 

私「何誤魔化してんの?」

 

Qさん「…」

 

私「悪口ばっかり言ってますよね?はいかいいえで答えて。」

 

Q「はい…」

 

※私は自分が何もしないくせに陰口を叩いているだけの卑怯な人間が死ぬほど嫌いです。

 

 

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必要だったので細かく書いたら長くなっちゃいました。

 

・現状を把握する

・理想を明確にする

・そこまでの手段を決める

 

私がしたことを分類すると、

 

【前半部分】

 

・現状

Xさんの問題行動がある。

私にはXさんを自分ひとりで成敗する度胸がある

私は確実に成敗する方法を検証し、勝算を見いだせた

 

・理想

Xさんがいなくなる

または

Xさんが徹底的に自分を改善する

 

・そこまでの手段を決める

確実に記録が残る形でXさんがやったことを全て書く

具体的に改善点を述べる

こちらから罵るようなことはしない

よくわからない難癖をつけてきたらそれはマウントなので、確実にしっぺ返しを実行する

 

 

【後半部分】

・現状

Qさんは単に悪口を言いたいだけだと判明

 

・理想

二度と悪口を聞きたくない

 

・そこまでの手段を決める

私に言わずに本人に伝えるように言う

悪口を言っていることを自覚させたうえで、私には悪口を聞かせないように伝える

本人は悪口を言っているつもりがないので、悪口を自覚させないと「私そんなこと言ってないよ!」と返事されてしまうので、自覚していただくのが先です。

 

 

 

こうやって望む現実を創っています。

 

もしかしたらQさんは

「鈴木さんにこんなこと言われたの!」

と言いまわる可能性はあります。

 

でも私はその前にXさんをボコボコにしているので(笑)

それを聞いても周りの人は「鈴木さんなら言いそう」って言われそう。

 

ちなみに同僚にQさんの話をしたら

「Qさんにちゃんと言ってあげるのは、ねえさん(私のこと)の優しさだと思う。」

って言ってくれました。

 

私はその人が目を背けたいことをハッキリと伝えるので、私のことをよく思わない人もきっといると思います。

 

でも、その一方で私の気持ちに気づいてくれる人もいます。

 

 

自分らしく生きるということは、誰かから信頼を得る一方で、誰かから嫌われます。

 

誰にも嫌われないようにすると、自分らしく生きられません。

 

その人が目を背けたいことを必要な場合にハッキリと伝えるのは優しさであり、愛です。

 

愛があれば大丈夫というわけではなく、盛大に嫌われることもあるでしょう。

 

自分らしく生きるのは、嫌われる覚悟も必要なのです。

 

 

 

 

話が逸れましたwwwww

 

 

【Qさん部分(実際)】

・現状

Pさんのパワハラがひどい

 

・理想

いっぱい悪口を言いたい

 

・そこまでの手段を決める

悪口が言えるよう、何もしない。

自分の手を汚さず、誰かが成敗してくれたらそれはそれでスカッとする

 

 

【Qさん部分(本人はこういうつもり)】

 

・現状

Pさんのパワハラがひどい

自分は気が弱くて何もできない

 

・理想

誰かがかわいそうな私を助けてくれる

 

・そこまでの手段を決める

強そうな人に如何に自分がかわいそうか語る

(でも、そういうつもりでやっているわけではない。ただ、聞いてほしいだけって思っている。)

 

 

Qさん本人はこういうつもりでいると思いますが、客観的に見るとQさんが陰で悪口をいうことで自分の立場を悪くしてしまっていることがわかります。

そして、相手が私だったのでしっぺ返しされてしまいました

 

 

Qさんは

自分は弱い。だから誰かが助けてくれるはず。

誰かに助けてほしい。

と思っています。

 

実際のQさんは口を開けば人の悪口、妬みばかりです。

 

不平不満、悪口、妬みのエネルギーがあふれ出ているので、不平不満、悪口、妬みを誘発する人物(Pさん)を引き寄せ、不平不満、悪口、妬みにまみれた人生を送ることができています。

 

 

 

その人のエネルギーが、その人の人生を創っています。

 

Qさんは自分の現状として「不平不満が自分の人生を創っている」ことに気づかなければ、不平不満を辞められません。

 

今まで不平不満のエネルギーだったことは関係ありません。

不平不満を辞めて、自分の理想のエネルギーになれればすぐに現実は変わります。

 

でも不平不満を辞めないで自分の理想を叶えることはできません。

 

現状を把握することと現状に気持ちが引っ張られることを混同しないようにしてください。

 

 

 

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ここからは、後日談。

 

Qさんは「悪口ばかりの自分にはうすうす気づいているけど、気づくと発狂しそうになる。だから、これでいい。」と言いました。

 

わかっていて、それを選ぶならそれでいいのです。

 

何を選んでもいいのです。

 

悪口ばかりの人生。

それは自分の人生に責任をもたず、

他人を妬み、何もチャレンジをせず、

人を貶める気持ちを抱えながら生きる人生です。

 

長い間この生き方をしてしまうと、そういう自分を受け入れることがとても難しい作業になり、耐えられない人もたくさんいます。

 

耐えられそうもないことにチャレンジするくらいなら、一生人を貶める気持ちを抱えて生きていくことを選ぶのも、その人の自由です。

 

 

Qさんのすごいところは、

きちんと悪口であることを認め、

受け入れられないことを認め、

そのうえで悪口を言い続ける人生を選び、

それを私に伝えたうえで

「でも、言ってくれてありがとう」

と言ってました。

 

これってすごいことだと思います。

 

私は、周りの人に恵まれていると思いました。