伊丹十三の映画
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映画「眉山」を観て、伊丹映画をまた観ようかなと思っていたときに本書を手にとる。


本書は伊丹映画の俳優、スタッフによる監督への没後10年後の追悼本。


この中で助監督3人による座談会がとても面白い。


特に印象に残ったのは、映画「大病人」のクランクアップ後のセットの中で、ビールを飲みながら、監督と中嶋助監督が話した内容で、


「伊丹さん、迷った時はどうします?」って。そうしたら、「ファースト・インプレッションに戻る」と。

なぜならそこに、それまでの人生の蓄積が出るから。それを否定したら、人生まで否定することになってしまうからねって・・・。


他に伊丹映画に出演したことで転機が訪れた俳優の話や、監督のマニアックぶりなど読みどころ満載でしたが、欲を言えば、伊丹映画関係者以外の発言も欲しかったです。