まだまだ、世間では
運動は無理しなければ運動じゃない！
という「無理に頑張る教」が根強いですねぇ。
と書きますと
「筋肉は刺激をしなければ強くならないから、ゆるい運動なんて役にたたない」
とおっしゃる先生方もいらっしゃいます。
私が問題にするのは
「その人その人に必要な運動の仕方になってるか？」ってことなんです。
確かに、筋肉は刺激によって発達し、強くなっていきますが
「過剰な刺激は怪我になる」ってことを念頭に置いてやってるか？
ってことなんです。
けっこう、いらっしゃるんですよ…。
ウエイトトレーニングしてて、筋肉を痛めて数カ月痛みが引いていないって方。
実は私も15年前くらいに経験してるんで、よ～く分かります。
(当時はボディポテンシャルなんてやってなかった。今はなんでカラダ痛めたか、よく分かっています)
筋トレマニアの方から見たら、ちょろい重さなんですが
当時、35キロのバーベルでフルレンジのベンチプレスしてたんです。
右の上腕、ちょうど三角筋のあたりに普段とは違った感覚だったんです。その日は。
「あれ？」っと思いつつ、いつもやってるからって続けちゃったんですよ～。
(自分のアホ～～っと今なら言える)
トレーニング終了後、右肩・腕、なんか変だなぁと思っていましたが
出ましたね、翌朝。
肘をつくと電気が走ったようになって痛いのなんのって。
そう、体の発する信号を受け止めずに「無理して頑張っちゃった」から。
当時は体の感覚を感じることはしてましが、今に比べたらとても粗雑だったし
そこまで感覚が繊細じゃなかった…。
ボディポテンシャルメソッドで感覚のトレーニングもしたおかげか
今は、本当に無茶はしなくなりました。
あ、感覚をつかむには、「ゆるい動きで体の感覚をつかむ練習」は必要です。
頑張って動いてると感覚はつかめない(断言します)。
話戻して…
自分の体と丁寧に向き合う。
そして、その感覚をきちんと受け止める。
これが調子が良くなる・キープできるエクササイズの秘訣ですね♪
自分の感覚、大事にしよ～～。
楽々フィットネスdeセルフケア 武内美紀MBCスクール主宰 メール
記事ではいろいろと動きについて書いておりますが、WEB上での個別アドバイス等は控えさせていただいています。具体的なアドバイスをご希望の場合は、レッスンへのご参加をお願い致します。実際の動きを拝見しないことには、指導は成り立ちませんので、どうぞご理解いただきますようお願い申し上げます。