先日の個人セッションで。
背骨の一部分・お臍の反対側あたりが「痛い」とのこと。筋肉でもない、骨が。
病院でレントゲン撮っても、特になく…。

その部分に触れると、うん、なんかゴツゴツして他とは違うのが分かります。

取りあえず、骨盤を動かすことで、他の部分がどんな影響を受けるか?という視点で
ボディポテンシャルメソッドの身体トレーニングをしました。
(寝転がって、ごろごろと骨盤やら頭やら、そ~っと動かしてもらっただけです♪)

その中で、仰臥して骨盤を前後に動かした時に
肩甲骨と肋骨がきちんと反応して動いているか?
チェックをして頂いたのですが…。
骨盤
▲こんな感じで

肩甲骨の上で、肋骨が頭と骨盤方向に滑るように動くのですが…

最初は「肩甲骨と肋骨の動きが分からない」と仰ってましたが
骨格模型見て
骸骨
▲赤いマークが肩甲骨。その上に肋骨が在る

骨格の位置関係に意識を向けて、再度、動いてもらいました。
「分かります!!!!」と。

意識を向けることで、今までは意識上に無かったコトが
初めて「在る」ことになります。
(それまでは「在った」けれども意識では「無かった」ことになってた)

骨盤が動くと、それまでが部分的にしか動いてなかった背骨が
尾てい骨から第一頸椎まで、ちゃ~んと連動していく。
(細かくいうと、足裏、足首、膝、股関節の動き方も関係してます)

クライアント様は
●意識を向けると、ちゃんと動く
●部分的な動きから、統合されたつながりのある動きに改善された
ことを認識されていました。

で、記事タイトルの「部分的に過度の柔軟性は、逆にケガのモトに」。
このクライアント様の場合、お臍の反対側の、一部分の背骨が動き過ぎていた。
(過度な柔軟性)
それが痛みの原因の一つだった。

柔軟性、というと、アクロバティックな柔らかさだと勘違いしてるコトが多いですが
(これは運動指導者、ダンサーの方なども意外といらっしゃる)
真の柔軟性って、いかに骨格や関節を連動して使えるか、ってことなんですね。

ケガが非常に少ないアスリートを見ていますと、骨格の連動が非常に美しいです。

楽々フィットネスdeセルフケア 武内美紀MBCスクール主宰 メール

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注意記事ではいろいろと動きについて書いておりますが、WEB上での個別アドバイス等は控えさせていただいています。具体的なアドバイスをご希望の場合は、レッスンへのご参加をお願い致します。実際の動きを拝見しないことには、指導は成り立ちませんので、どうぞご理解いただきますようお願い申し上げます。