心地よくカラダコンディショニング@福岡-みち
バレエのレッスンの時に不思議な感覚になることがあります。
足裏やつま先は、ただ床の上に置かれてるいるだけのように
体重を感じない、という感覚。

完全無意識状態で踊っているのですが、全身のつながり整っている時は
ジュテ(ジャンプ)、グランバトマン(片足を高く上げる)、パッセ(片足で立つ)、ピルエットやシェネ(回転の動き)…
ほとんど下半身に重さを感じないことが多いです。

逆に調子悪い時は、脚だけで立ってて踊ってる感じ。

上半身がサボっちゃってる状態ですね。
引き上げが不完全かなぁ。

同じ人間なのに、体重がそんなに変ってるわけ無いのに
体調によって、または体の使い方で下半身への負担が変わる。

歩いている時ってどうですか?
脚だけで歩いてない?
上半身はサボってない?

今日の午後のレッスンでは
上半身の引き上げを、具体的にどんなふうに意識したら良いかを
レクチャーしました。

面白いなあ、と思うのは、生徒さん達ほとんどの方が
意識をちゃんと向けると動きがころっと変わるということ。

普段無意識にやってる動作をレッスンでは意識的に感じながら、感覚を繊細にしていくわけですが…。
上半身がより適切な好ましい状態になると、脚はあまり頑張らなくても済むようになります。
疲れにくくなります。
それは体にとって、とても心地よい状態。
体はその心地よい状態は、とっても大好き。ちゃんと覚えています。
体にその記憶が当たり前のように馴染んだ時、
無意識に上半身を引き上げるようになっていきます。

軽やかに地面の上を歩いてますか?

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