ここ数回、前職の話を書いておりますが、

飽きもせず

今回も。


前職在職中、後半は制作部にいました。


どんな業務をしていたか? と言いますと


・出稿記事のレイアウト(写真や文章の配置、見出しつけ等)

・上のレイアウトした後の全体の色指示

  (どの文字に何色をのせるか、カットやイラストの発注)

・記事の校閲

・文字校正と色校正


あ、校閲と校正は別物です。

制作部にいた時

「校正のお仕事させて下さい」

と売込みがよくありましたが

「校閲出来ますか?」

と聞くと「え?校閲って?」という反応が多かったです。


校正は原稿と全く同じようにゲラがあがっているかチェック。

校閲はヘンな表現になってないかどうかのチェック。


制作部に移ってまず担当したのが、各記事(コラム)のレイアウト。


1行12字で30行から50行の記事をレイアウト。

この程度だったら

大見出し1本、小見出し1本。

写真は1カット。



文章って面白いですね。

見出しが簡単に取れる文章、

見出しが全くつけられない文章、

様々です。


見出しがつけにくい文章ってのは


よーするに


何を伝えたいのか分からない文章なんです。


こんな記事書いてくるのは

たいがい、編集部の後輩達なんですが

彼女達呼んで

取材状況を聞いてみると

やっぱ、曖昧な取材をしているんですね。


出稿記事を元に

「ココはどう意味なの?

ここの文章とこっちの文章、つながらないんだけれど?」

などと検証して

記事書き直し(最悪は取材のやり直し)して

何とか見出しがつけられる。

(一応、編集部には記事チェックするデスクという立場の

人間がいるのですが、当時のデスクが、ま、業界では

”記事を書けない人”で有名だったモンですから)




そう、最初に伝える人間が

曖昧な感覚でいると

受け手はもっと曖昧な捉え方しか出来ない。

いえ、伝えたいことが分からない。


これはボディワークも一緒。


ボディポテンシャルしてて


曖昧な感覚を感じる体の部分は

動き自体、またボディラインも曖昧。


逆に


感覚が明確な部分は

動きもボディラインもクリアです。


じゃあ、

曖昧な感覚にはどう向き合うのか?


まずは


体のどこが曖昧で、どこか明確か、観察する


コレですね。


上記の編集部の彼女達に

原稿差し戻して記事の検証が

この観察に当たります。



健康作り

メタボ対策


いろいろと言われています。


何をするのか?


も大事ですが


まずは


自分と言うものを


じーーーっく見つめて観察するのも


大事だと思います。


心身の内観、外観を含めて。