言葉の使い方、つくづく難しいと感じます。

某ボディワーク系のレッスンを受けた時に感じたことなのですが、あまりにもイメージを、喩えを、想像をさせる言葉がけが多すぎて、脳が言葉の洪水にあったようになり、見事にフリーズ。

じゃあ、少なければ少ない方がいいのか? と言われると、それもちょっと違う。

夫婦間の会話がなくて、お互い何考えているか分からなくなることも、よくあるでしょう?

この言葉の量のさじ加減、経験と対象者をじっくり見据える力量が必要なのではないか? と思います。

言葉がけの修業はある面では自分磨きにも通じるでしょう。

同じコトを伝えるにしても、いろいろなプロセスがある。直球勝負なのか、変化球なのか、はたまた間接法なのか。どのやり方がベストか、正解はないかもしれません。

これはボディポテンシャルトレーニングともよく似ている。よく聞かれる質問は「正しいやり方はどんな方法ですか?」ということ。

ボディポテンシャルトレーニングには正解はありません。

正解がない、うーん、間違いはないとも言えるかもしれません。

強いて間違いと言うならば

「痛み違和感を我慢して動く」

「頑張って動く」

「意識は向けずに単純に反復動作を繰り返す」

かなぁ。

学校時代からマニュアル的な勉強方法に接する機会が多いので、ケースバイケースの対応を自分の経験と感覚で掴み取るのが苦手な人が多いです。

私も、自分の言葉のかけ方、言葉の量が適切かどうか、よく迷っています。

受講者の様子を見ながら、

「言葉をかけるべきか、もう少し待つか、かけないでおくか」など考えています。

私がよく拝見しているブログに興味深い記事がありました。

特別支援教育のコーディネーターの方のブログです。

大切だから減らした方がいいもの(問題編)

大切だから減らした方がいいもの(解答編)

ぜひ、ご一読を。