前回のエントリーで動いたように筋肉はつく、と書きましたがその具体例を紹介。


うちのボディポテンシャル教室で受講していらっしゃるAさん。

事務職で、1日の大半はパソコン作業です。

仕事中、椅子から立ち上がったり座ったりするのが、運動と言えば運動。


Aさんの体つきを拝見していると、太もも前部分が発達しています。

大腿四頭筋ですね。


何故でしょうか?


Aさんの仕事以外での行動は、家事がメインになります。


何がAさんの太ももを逞しくしているのか?


ひとつは立位の状態で、重心の引き上がりが曖昧なので両足に体重がかかりやすく、足に負担のかかる体の使い方をしていること。


もうひとつ、こちらが主原因ですが、



椅子から立ち上がる、腰掛ける時、足裏への体重のかかり方がカカト側に偏っている




コレなんですね。




試して下さい。


1

椅子から立ち上がる時、足裏全体、均等に体重を感じてから、股関節・膝・足首が同時にのびるの意識して、必要最低限の力で立った時。


2

椅子から立ち上がる時、カカトに体重をかけて立った時。



どちらが太ももにかかる負担は少ないでしょか?




Aさんは2の立ち方をしてました。

椅子から立ち上がる時、座る時、カカトに体重がのる偏った重さのかけ方をすると、太ももの筋肉が頑張ってしまって、その結果、発達するのです(腰も疲れるし)。


じゃあ、今、Aさんはどんな意識をしているか?

1のやり方を意識してもらっています。



すぐに動きの癖は改善出来ませんが、毎日、少しずつ、意識を向けて動いていくことで変化します。

動きの癖が改善されると、


つきすぎた無駄な太ももの筋肉が減り、必要な部分に必要なだけの筋肉がついていきます。


筋肉は少なくても困るし、多くても困る。

某野球選手、ヘンな筋肉のつけ方して怪我ばっかりしてますが。。。


筋肉も適材適所です。



ボディポテンシャルについては


日本ボディポテンシャル協会



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