ポテンシャルのレッスンをしていると受講者の方のいろいろな動きの癖が見えます。


ポテンシャルレッスンの動作の中で、


仰臥し両膝を立て

その体勢から横向きに寝転がったり、仰向けに戻ったりする


というのがあります。


至極簡単な動作です。

しょっちゅうやってる動作かもしれません。


この転がる動作から何が見えるか?というと、


1、脊椎のひねりの順番

2、床面に接する部分への体重のかかり方

3、肋骨と脊椎の動きの関係

4、動作を行うに当たっての動かす部位の順番

etc

他にもありますが主だったところはこんなものでしょうか。


1~4の意識、ちょっとしたことなんですが、

いわゆる楽に無理なく少ない筋力で動くコツが含まれています。


4の

動作を行うに当たっての動かす部位の順番

は比較的分かりやすいので、ポテンシャル初心者の方にも早い段階で経験してもらっています。


仰向けから横向きに転がる動作、

最初にも書きましたが寝返り打ったりする時にやったりと頻度の高い動作。


ところが人によってはひっじょーにやりにくそうに向きを変えている方もあります。

ひとつ、皆さんも試してみて下さい。


1、仰臥します

2、両膝を立て、右足を左足にかけます

3、右手は肩の位置で真横の床に置きます

4、左手は頭のほうの床に置きます

5、組んだ足から右側の床に倒して、右横向きになります

6、右横向きから仰向けに戻る時は頭のほうから仰向けに戻ります


いかがですか?

力を使わずに楽に転がれましたか?


やりにくそうにしている方の動作を見ていると

横に向く時に頭や胴体から転がろうとしたり、

仰向けになる時足のほうから起こそうとしたりしています。

この手順で出来ないことはないですが、とても体に力が入り、楽には動けません。


指導士としてレッスン中、いろいろな動きの癖に出合います。

原因がすぐ分かることもあるし、なかなか見つからないこともあります。


受講者の動きの癖の原因が分からない時、受講者の動きの癖そのものを真似してみて下さい。


上記の横に転がる動作、仰向けに戻る動作。

横に転がる時、胴体や頭から転がるとどこに力が入りすぎて動きにくく感じるのか?

仰向けに戻る時、足から動かそうとするとどんな感覚になるのか?

実際に真似してみると、動きの癖の原因がたくさん見えてきます。


横に転がる動作、仰向けに戻る動作。

A級指導士資格取得研修会でも取り上げますので、受講予定の方、楽しみにして下さいね。


また通常のレッスンでもよくやってる動作ですので興味のある方はぜひボディポテンシャルの教室で受講してみて下さい。


この動作、ウォームアップにも疲労回復にも使えます。

理由は研修会orポテンシャルの教室で。


ボディポテンシャルについては


日本ボディポテンシャル協会



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