筋肉のイメージができる触診教材 筋着の必要性

私は、リフレクソロジー(英国式、台湾式、タイ式)、整体、リンパドレナージュ、タイ古式療法、カイロプラクティックなどさまざまな技術を整体学校で学び、何万回と施術をして多くの患者さんの指名をいただくまでになりました。

ここまで到達するにはいくつもの困難にぶち当たって乗り越えてきたからだと思います。

大手リラクゼーション会社で派遣として働いていた当時を振りかえると、数週間の研修で現場に立たなければなりませんでした。ほとんどが整体学校を卒業していない素人さんということもあって数週間の研修では無理があるのでしょう。肋骨骨折、大腿部圧迫の炎症等さまざまな事故が起きていて会社からの注意、警告がたびたびだされました。

こうした事故が起こるたびに、胸がひどく痛みました。

事故が起こる理由はいくつもの問題があるかとは思いますが、そのひとつが人体構造の学習不足があげられます。知識だけでなく、人体構造のイメージができればもっと事故がふせげるのではないかと。

病院のドクターも人体を熟知していないと手術で人を治すことはできません。

建築士は家の構造を熟知していないと家は建てられません。

そうだ。私たち手技療法家も同じ。人体を描くことができなければ施術がうまくできない。

あらゆる教材を取り寄せて買いあさりましたが見つかりません。

この世に無いのなら自分たちで作ろうと思いました。

そうです。探していたのはレントゲンのように透ける教材。

レントゲンは使えないから、カラダに写してみよう!

何度も何度も作り直し素材から色から2年かかりました。始めは、骨の上にシールを貼ったり、直接体にペンで筋肉を描いたり、布に筋肉を書いて骨格模型に貼り付けたりして勉強していました。

こうして出来たのがこの筋着です。

自信をもって伝えたい一枚です。

私のように悩んでいる先生、学生さんたち一人でも多くの人に活用し現場で成果を出して頂きたいと心から願っています。

安い買い物ではありませんが患者さんの為に技術を磨こうと必死な先生にしたらお手頃な価格ではないでしょうか。

BODYLEARNINGはあなた様の手助けになることを信じています。