今日は何の日
9月15日はひじきの日
1984年に三重県ひじき協同組合が制定しました。
日本では昔からひじきなどの黒い食材を食べると長寿になるという言い伝えがあります。
かつては敬老の日が9月15日だったことから、祝日法改正後もひじき協同組合は変わらず9月15日を記念日としています。
ひじきに含まれる主な栄養素
- 便通改善など、おなかの調子を整える「食物繊維」 ...
- 貧血を予防する「鉄分」 ...
- 骨や歯を作る「カルシウム」 ...
- むくみの解消や高血圧予防に◎「カリウム」 ...
- 血圧や体温を適正に調整をする「マグネシウム」 ...
- 骨密度の維持に役立つ「ビタミンK」 ...
- 新陳代謝を促す「ヨウ素」
鉄|貧血を予防する
ひじきには貧血予防に効果のある鉄も含まれます。
鉄は、血液中に含まれるヘモグロビンの成分です。
ヘモグロビンには体全体へ酸素を運ぶ役割があるため、鉄が不足すると体内で酸素が足りなくなり、疲れやすくなります。
カルシウム|骨や歯を形成する
カルシウムの吸収率を上げるには、ビタミンDと一緒に摂取すると効果的です。
マグネシウム|血圧や体温を調整する
ひじきには、血圧や体温の調整に必要なマグネシウムも含まれます。
マグネシウムは、カルシウムとともに骨を形成したり、体内の代謝を助けたりするミネラルです。
血圧や体温の調整のほか、筋肉の収縮や神経伝達の機能維持にも関わっています。
マグネシウムが不足すると、筋肉の痙攣が起こり、足がつりやすくなります。
カリウム|むくみを解消し高血圧を予防する
ひじきに含まれるカリウムは、むくみ解消や高血圧予防に効果のあるミネラルです。
カリウムには、細胞内の浸透圧を調整し一定に保つ作用があります。
余分なナトリウムの排出を促すため、塩分の摂りすぎによるむくみや高血圧の予防に効果的です。
β-カロテン|皮膚・粘膜を健康に保つ
ひじきには、皮膚や粘膜を健康に保つβ-カロテンが含まれています。
β-カロテンは、強い抗酸化作用をもつカロテノイドの一種です。
生活習慣病の一因となる活性酸素の影響を抑え、老化防止に役立ちます。
β-カロテンは、体内でビタミンAに変換される「プロビタミンA」とよばれる物質のひとつでもあります。
ビタミンAは、皮膚や粘膜、目の健康を保つ作用があり、肌荒れの防止などに効果的です。不足すると、夜盲症を引き起こすことがあります。