和歌山県にいってまいりました
たくさん書きたいことあるけれど
動画には書ききれないので
ちょいちょいブログに書き足して行きます
【追記】
忘れぬうちに聞いたことなどメモしておきます
熊野詣ででは、いくつもある王子を経由していくが、全部をまわるわけではなく飛ばすところもある。しかし藤白神社は必ず立ち寄り、ここで歌会をしたり相撲をしたりしたそうです
藤原定家の日記に熊野詣での詳細な記録があり、それを整理したデータも見せていただいた
定家の日記はかなり詳細なことが記されていて、ひとの悪口みたいのもあるそうです 愚痴っぽく、記録マニア。いまならブログ書きまくる人なんでしょうね。炎上しちゃうだろうけど、彼の日記は貴重で「明月記」は日本天文なんとかの最古の史料と認定されているそうです。お天気や星のことが書かれているからなんだって
熊野三山の本地仏、それぞれ同年代の作ではあるもののもともとご一緒に安置されていたわけではないようです。薬師如来の胸のあたりは黒く変色していて、それはおそらく地域のお堂などにまつられていて、その土地の方々が病気平癒を願い撫でた痕跡なのではと言われているそうです。また、ご三体ともに、蓮座ではなく箱のようなものの上に置かれているのですが、これは廃仏毀釈のおり、仏像ではなく神像だといいはるための工夫だったと推測しているとのことでした。どこにいっても、仏像を隠して守ったとかいう話がありますね。いまはこうして立派なお堂にそろって安置され、ここまでお守りされた方々も安心されておられることでしょう
南方熊楠の父が藤白神社を厚く信仰されていたため、熊楠のきょうだいはみなこちらで名前をいただいている こちらで名前をつけていただくと藤、楠という字が入った名前を授かるのだが、熊楠は生まれつき体が弱かったので、熊野の熊もつけて(いわば大サービス?)熊楠、となった
熊楠の父親は世界一統という酒造メーカーの創業者なんだって この情報も藤白神社の語り部さんに聞きました
わたしは「南方」を自分用のお土産とお供え用に購入しましたょ〜
どんなお味か楽しみ
ちなみに語り部さんは違うメーカーの「黒牛」がお好きだそうでした
この藤白さんの周りには酒屋さんがたくさんあるのです
これもこのあたりが栄えていた名残なのかな
余談ですが
和歌山のスーパーやコンビニには
あまり和歌山のお酒がないのが気になりました
あるにはあるけど種類が少なかったり
逆に宮崎はコンビニでもスーパーでも地元のお酒たくさんありましたね
今回私は熊野古道を藤白神社から地蔵峰寺まで歩かせていただきましたが、その先は日陰がなくわりと暑いということでした。福勝寺までいつかは行きたいけれど、いわゆる山道ではないようなお話しでした。また福勝寺から地蔵峰寺までは車で行く道があるそうです。駐車場はないと思うけど。
藤白神社でお守りを求めたとき、どこからお参りですか、など尋ねてくださったのですが、そのとき、また来る時も日曜日にきたら語り部さんがいるから、ぜひ日曜日にお越しくださいとお友達にも伝えてくださいと言われたんですよね
私はたしかにここに連れてきたいお友達がいて、なんでこの方、私に友達のことまで言うてくださるのか不思議でしたよ
見えてはったんかな