誰かの痛みの経験が

誰かの絆創膏になる… 


そんな風に思う私が綴る

気づきのシェアヒーリング



私はただのセラピストですが、26年以上に渡り、延べ2万人以上のクライアントさんの心に寄り添いながら、身体の痛みや辛さと向き合いヒロットを行ってきました。そこで出会ったたくさんの気づきをここに書いて残していきます照れ







人は置かれた環境や
周りにいる人で
物事への考えや、性格が変わるといっても
過言ではなく

それは意思が弱いとか
自分を出せない強さとかとは無関係で
 
その環境から抜け出さない限りは
無意識にそこで自分を守る生き抜いていく
防衛意識が働く

その結果、動けない理由を自分の中に作ってしまう
そんなストーリーです。
 
お客様に許可をもらったので書いてみます照れ



京都のサロンのお客様である
お子さんが産めない事を理由に
旦那様とお別れを決断した女性社長さん。


心も身体もボロボロになって
たまたま神社参りに来た帰りに
ふと、足を止めてくださったご縁で
マッサージをしました照れ
 

私のヒロットは身体の反応を見ながら
その人が安心してリラックスできる独特のリズムと強弱を作り出す、言わば手を通して語る言葉そのものです。


深い催眠状態に陥る為、施術中にたまにサイキック?的なものが降りて何かが見えることがありますえーん


今回視えたのは、この方の土を耕している姿。
イメージとしてどうしても浮かんできました。



んー…どうしてもどうしても
伝えないといけないような衝動に。。

でも私感じるんです!とも言えない。

(それにこれを伝えてどうするの?、、笑い泣き
土好きですか?とでも聞くのか笑い泣き

それこ、率直に土耕してましたか?とか?

始めての方にどう切り出していいのか
いつも分からない笑い泣き


その時に思いついた占い師のカードだ笑い泣きと思い、
施術後のお茶タイムに
同じ経営者としての入りから
自分の身の上を話してくださったので
タイミングを見て話を切り出しました✨


全然違う所の視点をカードとかから見てみるのも
面白いかもしれませんよラブ

とタロットやオラクルカードを引いて
もらう事にしました



ブログに載せるつもりじゃなかったので
もちろん写真もないですが


今の地位を手放す
自然に帰る


みたいな内容のカードが出て。



聞くと、実家農業してるんです。。

何と!!
それで土耕しか…


でもそれが嫌で家族と喧嘩をして
出てきたと。。びっくり



こちらに出てきてから仕事も上手くいき、
システムを作り、人を雇ううち、
いつのまにか、責任感だけに縛られて
仕事ばっかり…


気が付けば、子供も埋めない年となり
ただのおばさん(んな事ない!)になってたと…


旦那様のご両親は
もちろん、お子様を望んでいるとの事で
旦那様もそれを理解している。
 


物分かりが良く、空気を読めるお客様は
自分から離婚を切り出してしまったのだそう。。



とはいえ、追いかけてきてくれると思った旦那様は素直に判子を押すと言い受けいれたそうで。。



そんなお客様が、ひとりぼっちになった時に
思い出すのは
昔過ごした田舎の景色だったそうで。
帰りたいけど、帰れない。。


そんな状態でした。。


私思わず、「帰りましょうチューチュー
と連呼してまして笑


喧嘩して出てきて連絡もとってなくても
あの時の景色がお客様を呼んでいて
きっと癒してくれるような気がします。

と根拠のない事を言い…


嫌ならご家族に会うかどうかは
近くに行ってから決めたらいいし…

とりあえず先にその地に降り立とう!
仕事は任せれる人に任してお休みとってください


と半ば無理矢理な…感じで

もし、私なら帰るしそうします!!

→ウソ。その時はそう言いました笑 自分もその選択出来ない癖に人に言ってんじゃない!と後で思いました笑

とお願いしまして…



彼女は翌日、長野に帰りました。


一日中、土に触れて太陽を浴び
そこから採れた命をもらい、、、
そのうちに気づいた事があったようです。


自分の世界は今の仕事の中にしかなく、
最愛の人からも自分から去るが決断をし、
全てが終わったと思っていたけれど

結局
自分自身がそうした方がいいと
勝手に思いこんで作り出していた
ただの意地で頑固だったと。


昔からの景色は、風も土も匂いも変わりなく
自分を迎えてくれて…



時を経て
変わったのは自分なんだと。



喧嘩して別れて絶縁したと思っていた親も
喉元過ぎれば、何とも思ってなくて
今までがなんだったんだと思うくらいに
普通に出迎えてくれて、何だか拍子抜けしました…と連絡がありました。


親御さんは
〇〇は言っても聞かないから
何にも言わなかっただけで


多分、旦那様も親と同じような気持ちで
自分の事を見ているんじゃないかと。。


事業を拡大して責任を重くなり、
妻でもなく家族でもなく
経営者としての自分が
全ての物事の視点だったこと。。



〇〇でなければいけない。
〇〇の方がいい


と自分が勝手に思い
その言動が今の状況を作り出していただけだったと。。。


それは、自分の本当の心の声ではなかった。

私も女でいたいし、強くなりたいわけじゃない
弱さも見せたいし、泣きたい時もある。
自分の心に素直になりたかった。


でも、この環境だから
これしか選べないでしょ。。という思い込み
がどうしても強かった。


それは社員を頼れない

自分しか信用できない

そんな弱さの裏返し。


そういえば…
旦那様も子供は欲しいとは言っていたけど
子供が産めない事を責められたりした事はなく、それで別れを切り出された事もなかった。

義理の両親も孫ができたら嬉しいけど
お互いが幸せならいいんじゃないって言ってた…


置かれた環境から出てみて
何もない自分に戻ると
本当の自分が見えてくる。


そして親の出迎えを見て気づく。


私が過剰に物事を大きくして
見ていただけだったことに。

何か気づいたら、心が洗われた?そうで、、照れ


こっちに帰ってきてから
事業を半分人に任せて
自分の時間を取るようにして、
旦那様とももう一度話をして
月に何度か実家に戻り、農業を手伝うことに
照れ


そして、実は旦那様は離婚届けは出していなかった余談も…笑

言っても聞かないから、ほとぼり冷めるまで待っていたらしいです笑笑


思い過ごしと
過剰反応
環境に支配された無意識下の選択



どんな事にもほどほどに。。
良い距離感が時には必要ですね。



私もここから学ばせてもらう事が
あったので書いてみました。


いっぱいいっぱいになる時は
いつもと違う環境に自分を置き
違う視点から見る事も大事。



日々選択している事は

自分の本当の心の声なのか

環境がそうさせているのか

考えてみるのもいいのかもしれません照れ


私も大切な事を気づかせてもらい

感謝ですラブ