第3話
夜々「こう見えて私も数学が一番好きでした」
椿「早食いなのかな」
紅葉「いえそんな・・・・はい、早食いです、とても」
枯れたガーベラをゴミ袋に入れるときに椿が小声で ごめん・・・・
夜々、椿がそれぞれ もごもご
夜々「(ニヤニヤして)二人が一緒にいることなんてお見通しです」
夜々が純恋の前でもごもご
ゆくえ、夜々、紅葉が純恋に合掌
椿がゆくえたち三人に「上で遊んでなさい」
椿 「スキ同士だったけど、両思いじゃなかった。両思いがスキ同士とは限らなくて」
椿 「それぞれ身勝手にスキだっただけ」
純恋がゴミ捨て場で花瓶に入れた花に合掌
ゆくえ「椿さんちは、お花の匂いがする部室です」
椿「心開いてない人の家で寝るかなぁ」
椿が夜々と紅葉に「二人とも嫉妬って顔してるよ」
椿「一人で大丈夫と思えるのは、一人じゃないってわかったときなんだな、って」