ロールアップ、ロールオーバーが出来るようになるには? | 千葉船橋・心も体も好きな私になるピラティス【PILATES body&mind】

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こんにちは。新京成線 高根公団駅前ピラティス ヨガ教室の高橋まゆこです。

この数日、グループレッスンでも個人レッスンでも、立て続けに、腰のあたりが固い方をお見かけしました。

私もどっちかというと腰椎が固いので、偉そうなことは言えないのですが^^;;

どういうことかというと、たとえば四つん這いのキャットストレッチをしたときに、丸いお山のてっぺんが背中の真ん中ではなくで、肩甲骨あたりにてっぺんが来てしまう方や、そもそもどーしても腰のあたりが丸まらない、骨盤後傾位にいかない、という方ですね。

こういう方は、おそらく、膝を立てた状態でのロールダウン、ロールアップ、それからロールオーバー、ローリングライクアボールといったエクササイズが苦手ですよね。

(※膝を伸ばしたロールアップならできる、という方は、もしかしたら、前モモ(大腿四頭筋)に頼りすぎかもしれません)

では、腰椎が柔軟に動くようにする(反らせる方向だけでなく、丸める方向にも動くようにする)には、どうしたらよいか?

レッスンの中ではあまりやりませんが、セルフケアとして、あおむけになって腰のところに教室にもおいてあるようなイガイガつきミニボールを置いてコロコロしてください、とお伝えしています。

実際にそれを家で何日か続けてやったメンバーさんは、それまでできなかったロールオーバーが初めて出来た!と仰ってました。

そんなこんな、があってから
個人的な興味のため、もともと愛読させていただいているブログに、ちょうど、腰椎を丸める方向にも動くようにする手段・ビフォーアフターが紹介されていました。

ピラティス愛好家のみなさんにもとても興味深い記事だったので、ご紹介します!
こちら

上記記事で紹介されている手段は
1、上記に書いたボールコロコロ
2、ショルダーブリッジ(ピラティスレッスン中にやるのと同じやつ)
3.腰椎後弯ストレッチ

1は、テニスボールで、と書かれていますが、だいぶ痛いと思うので、、、100均のイガイガボール程度でいいかと思います。テニスボール持ってる方はそれでチャレンジしてみてください。痛くなければ・・・

2.これはおなじみですね。

3.これも、普段レッスンに来てる方なら、画像をみてそういうことか、とすぐ多分真似できますね。ピラティスの「Cカーブ」と似てますが、足をつかんでいるので、より骨盤~腰椎のあたりにフォーカスできている感じです。カタチをとるだけじゃなくて、腰が後ろに引っ張られてる矢印と、恥骨が前にスライドしていく矢印の向きをイメージしながらやると良いと思います。

そして大事なのが、
上の記事著者の方は、3日で出来るようになった、とありますが、おそらくケアをやらなくなったら、すぐ元に戻ると思います。

なぜなら、フラットバックという姿勢のくせは、日常生活での動き方のくせから来ているはずなので、その日常生活から修正しないと、せっかく柔らかくなったものも、すぐ元通りです

実際、上記にかいたロールオーバーができた!というメンバーさんも、その2週間後くらいかな、コロコロ続けていたのかどうかは聞いてませんが、レッスンにいらしたときにロールオーバーができた姿は残念ながら拝見できませんでした

なので、

セルフケアで固いところを緩めるケアを行いつつ

レッスンで姿勢改善につながる筋肉の調整、骨格バランスを整えつつ

日常生活での姿勢改善、体の使い方の改善を、少しずつ、意識的に変えていただくことが重要です


ちなみに・・・記事上ではフラットバック(反り腰)と書かれてますが、ピラティス的には(というか教科書的には=Kendall定義では)フラットバック=平背、です。フラットバックは腰は反ってはいないのです。

反り腰というと「腰椎前弯・下位交差症候群」ですね。って、プチ情報、一般の方にはどーでもいいですね

フラットバックにせよ反り腰、腰椎前弯にせよ、固まって動きにくくなっていることは確かなので、固いなーと自覚ある方は、ぜひ上記試してみてください!