テリー・ファンクと寺沢武一さん。 | 南行徳 1Heartボクシングクラブの不思議な日常

南行徳 1Heartボクシングクラブの不思議な日常

こちら南行徳えんぴつ公園前 格闘技研究所。プロ育成ジムではないので、ほんわかした雰囲気です。

テリー・ファンクと寺沢武一さん…僕の子供時代を彩る二人が立て続けに亡くなってしまった。

テリーは、僕がプロレスに本格的にはまった1983年夏に引退ツアーを行っていた。一年後にあっさりカムバックするのだが、引退ツアーの熱気はいまでもYouTubeで見れるし、その熱狂の夏からキッカリ40年後に亡くなるというのも何だか不思議だ。

そのあと盛んになる外国人タレントやペ・ヨンジュンブーム等の、ある意味“走り”だったと思うが、こんなに日本のファンに愛されたアメリカ人レスラーは、他に居ないのでは?と思わせ、本当に稀有な存在だった。

週刊プロレスの追悼増刊号。昨年の猪木の時とは違い、とても良い出来の追悼号となっている。

「COBRA大解剖」は何年か前に出たムック。コブラのアニメ版は1982年に放映されたそうで、僕は小学3年生でそれを見てたことになる。当時の子供は、いまよりも大人びた物に接していたと、つくづく感じる。

寺沢武一さんの日本人離れしたセンスは、いまの時代に見ても鮮烈で、ハリウッドで実写映画化されるべき日本の漫画は何よりも「コブラ」だろ、と心底思う。

お二人に哀悼と感謝を心から。