読書の秋!でなくても、いつも本を読んでる僕ですが…秋の夜長は読書には良い気候であります。
いま読んでるのは二冊とも古い本ですが、『武道論』(大山倍達・平岡正明/徳間書店)、『「日本国憲法」を読み直す』(井上ひさし・樋口陽一/講談社文庫)。
『武道論』は、極真空手創始者である大山倍達総裁の亡くなる一年半前の声が読める対談。評論家の平岡正明氏を相手に、政治問題や儒教に根差した武道の考え方まで幅広く語られていて、とにかく総裁の先見の明の凄さ(いまの世界情勢を預言する様な発言が多々!)に驚かされます。
『「日本国憲法」を読み直す』は、前書きで井上ひさしさんが、日本の“剣法”武芸家が到達する「強さの究極は、戦わないことにある」という思想と、日本国憲法の人権思想や武器放棄の考え方の関連性について書かれていて興味深いです。
日本国憲法の“戦争放棄”を発案したのは当時の幣原喜重郎首相と言われています。
夏にお墓参りした僕の祖父は、戦前に幣原さんの執事をやっていたらしく…そういう縁からか、僕もマーシャルアーツと平和ってことを繋げて考えたいと思ってしまいます。
思想的に優れた日本の剣豪達…上泉伊勢守や柳生石舟斎、宮本武蔵、針ヶ谷夕雲、松浦静山、山岡鉄舟…そういった面々を生み出した“日本の文化”というものを、改めて見直す時期だと感じます。
