昨日、今年度一発目のジュース絞りをしました。

僕たちは、味、安心にこだわっているため、通常りんご箱100ケース絞るところ、一人8箱×作業人数8人で64箱しか1日に絞りません。落果りんごは仕様せず、傷、腐れは切り取り、生で食べれるものしか絞りません。

作業工程は・・・・


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水槽に甘味3、酸味1の割合で入れ、大きなごみと腐れなどをチェックしながら奥の水槽に一個づつ入れます。


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ブラシが付いた洗浄機で表面の汚れを取ります。


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この機械に一個づつ投げ入れ、砕きます。


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専用袋に小分けして、(全部で6袋)搾汁機で絞ります。


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一回絞ると、これだけカスが出ます。これは牛肥育農家に無料で引き取ってもらい、えさになります。



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ジュースはスチームの釜で殺菌します。温度が上がってくると、繊維質が浮いてきて、これを網ですくいます。

93度になったら蒸気を弱め、10分煮つめます。瞬間殺菌だと、いくらりんご100パーセントでも水っぽい気がして納得いかないので、試行錯誤の末このやり方にたどり着きました。



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80度以下になると、雑菌が入る恐れがあるため、温度計を見ながら瓶詰め、キャップをします。このときにもジュースの中に異物がないかチェックをします。



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80度以上のお湯に10分以上入れ、後追い殺菌をして、コンテナに横向きに入れます。真空になってるジュースに空気が入らないようにするためです。

冷えると立てても真空の力でキャップを引っ張り空気が入る事はありません。

うちのジュースの上が少し開いてますが、空気じゃなく真空状態の隙間なんです。

もし、疑問がある場合はキャップか底を叩いてみてください。空気入りとは全然反応が違います。よく見て叩くと、一瞬真空が上から下へ移動します。おもしろいですよ。

お試しあれ。  キャップを開けてからではだめです。



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瓶も箱から出して、専用の機械で洗浄してからスチームを使って殺菌します。一機に熱くすると割れるんで徐々に温度を上げ、100度でこれまた10分殺菌します。



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うちらのメンバーの奥さんたちです。許可をもらってのせてます。僕の奥さんは午後から加わりました。



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こんな感じでみんな持ち寄ってます。


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山奥の作業場って感じが伝わりますか?

ちゃっかり田子にんにくの宣伝をかかしがしてくれてます。


水は大量に使うんですが、やまの中腹からの天然水なんで使い放題です。水質検査はしっかり受けてます。


すべて手作業でやってるのが、お分かり頂けたでしょうか?

一個のりんごに数えきれない手間がかかっている、愛情たっぷりのりんごジュースは、まずいはずがないと自負しております。


今日の出来高は一人分、120本でした。作業工程の関係で8人必要なんですが、今回は7人だったので、ボイラーマン兼管理人の人に手伝ってもらったので、彼にジュースのお礼をしたのでこの量になりました。


早速ジュースの注文が来てたので、今日、発送したいとおもいます。


僕は夕方から会議があるため奥さんと半日づつやりましたが、1日一杯の作業だと家に帰ってからなんもしたくなくなるくらい疲れます。 しんどい作業ですが旨いの穂一言のためにまだまだ絞りたいと思います。


                     へばっ!