ど素人がとりあえずカードだけ眺めてみたシリーズ。
第5番【THE HIEROPHANT】
このカードについて、思うこと。
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「人格が見えない」
この一言。
穏やかな笑み、にこやかな笑顔、満面の喜び・・・そんなものは想像できる。けど、この人の人格がわからない。
『タロットの歴史』で井上教子は「なによりも、ウェイト版に書かれているのは一般の司祭長なのです。この描き方からは成人以降、クリスチャンを返上している作者の複雑な心境がうかがい知れるところです」と綴っていて、さらに「この完璧なまでに立派に描きだされた教皇は、正当な教義の指導者として力ある存在なのです。偽善と独善におちいる危険性をはらむほどの権威の象徴なのです」とまで書く。
強さって、弱さをさらけ出せるもの。
弱さを見せず強さだけ見せることこそ、心の弱さ。これが「強さすらも見せない」と、淡々冷徹な顔立ちになる。このような姿なのかな?なんて思った。
私が感じたことを別の言い方で言ってみる。
「このカードの人物が本当の“道を究めつつある修行者”なのか、それとも“見かけだけの教義パフォーマー”なのか、判別がつくだろうか?」
……ここだ。そう。タロットは見た人の心を投影する鏡として、とても貴重だと思う。