ど素人がとりあえずカードだけ眺めてみたシリーズ。

 

その最初は【THE FOOL】
当然第0番…と思いきや、元々このカードには番号がなかったそう。
 

このカードについて、思うこと。

 

🍁 🍁 🍁 🍁 🍁 🍁

 

プライドという鎧を脱ぎ捨てたら人はどれだけ強いものか?と、よく思う。けど、このFoolのように危険を顧みず断崖絶壁を前にして大空を仰ぎながら堂々と歩いていけたらどれだけ幸せか・・・・・・っとと、待ってくれ。この人、めっちゃイケメンで、ファッショナブルで、手にはバラの花が一輪。こんなキザ野郎が、果たしてプライドを脱ぎ捨てた裸一貫の生き方に見えるだろうか?

しかも見てくれ。ちゃんと崖っぷちの手前、安全な所にいるじゃん!

 

ここに並ぶ2つの創造物について、左の人間は、「私はバカです」と言わんばかりの態度で飄々と人生を歩いているような、一種羨ましい感じの姿に見えるから、俺などは「こいつ俺なんかよりはるかに上手く生きてるじゃねえか!」とつい、間抜け自慢合戦を始めそうだけど、向かって右側の純白無垢な犬は、同じように体を逸らせのびのびと歩いているように見えて、その前足の下には地面が、ない!

これは、「人ってある程度はちゃんと計算して生きているものだ。だから隣のバカをそのまま真似ても、自分だけ陥落するのたオチだ」という教訓をも示すカードであるとも言えないだろうか?

 

「私はバカです」と言う言葉の奥に「本当はバカだと思ってはいないけど」という気持ちが感じられることもよくある。ていうか、人はみな、こんな感じで身を守りながら生きてるだろう。だけど、「私はバカだった」と言ったときは、本当に自分はバカだと思っていることが多いような気がする。そして、時には後者のようにやらかすこともありつつ、前者のように上手に生きる術をもっていることこそ、人間の特徴なんだよな。

 

 

そして最後になるけど、このカードが無番号であること=どこに入っても良い※ということは、これが人間の普遍的な性質を表していることを示してもいると、考えてもいいのかも知れない。

 

 

このカードの教訓

【人には、自分がどう人生を送るかを、主体的に考えられる自由がある】

 

主体性を持ちつつ、尊敬されるバカでいたい。

 

※Waite自身の著書において、このカードはなんと、最終“XXI”のカードの前で、“Zero”として紹介されています。。。