世界陸上男子100m決勝。
残念かなボルト選手フライング失格でしたな。
細胞が待ち切れなかったんですな。
なんでフライングしちゃうの?って思う方も多いのではないんだろうか?
フライングには実は種類がある。
極度の緊張状態かつ興奮状態で、
オンユアマーク、セット、
で、制止しなければならないのだ。
そんな中、耳から聞こえるピストルの音でスタートするのだが、
わずかな音でも身体は反応してしまう。
例えば観客の咳払いだけでも「ぴくっ」と反応してしまう。
また、周りの選手が「ぴくっ」っと反応したことに自分も反応してしまうこともある。
もうひとつは、
このレベルで活躍する選手はいわば集中の極みの選手である。
「バンっ」って鳴ったらスタートするってことを日々鍛錬していると、
鳴っていない「バンっ」が聞こえる時があるのだ!
それだけ全神経を脳に集中するいわば時限爆弾なのだ。
鳴っていない「バンっ」が聞こえてフライングをしてしまう選手は多い。
今年から国際陸連が決めたルールで、
フライングは1発失格なので、昔のように一発引っかけて(狙って)スタートはできない。
ってか、スターティングブロックにはセンサーがついていて、
0.1秒以内での反応(スタート)はフライングになるのだ!
人間は音が聞こえてから反応するのに0.1以内の反応はありえないということである。
現にフランス大会で(2003)当時世界記録を持っていたパウエル選手が反応時間0.083秒で失格になっている。
余談だが、
陸上競技にはトラック競技とフィールド競技がある。
トラック競技はスタートの合図で反応し身体を動かすが、
フィールド競技は制限時間内に自分でスタートをきらなくてはいけない。
いわばスタートのきっかけは自分の度胸なのだ!
私自身、フィールド競技(三段跳)をやっていて、
「ああ、ピストルが鳴ってくれれば楽なのに」と思う事があった。
例えば、2回ファールしていて3回目の試技のとき、
はっきり言ってイチかバチかのバンジージャンプの気分(いわば自殺)なのだ。
ファールすれば失格、
ファールしなくとも失敗試技で終わり、
ファールせずに最高のパフォーマンスをしなければならない。
そんなときにアドレナリンがジワッと分泌されるのを感じたもんだ。
と、こんなブログでも、
昔の事を思い出して書くと身体がジワジワ熱くなる。
皆さんにもフィールド競技のスタート直前の選手に注目してもらいたい。
何がゴニョゴニョ喋ってたり、
変な動きしてみたり、
奇声をはっしていたりするから。
見てみてね!