1月12日、ちょうどお昼を迎える頃、ウサギのモモが亡くなりました。



10歳でした。

最近はブログに登場することはありませんでしたが、私たちと一緒に毎日ゆっくりゆっくり過ごしていました。


実は2年前、息子を出産後に体調を崩したモモ。

当時は初めての出産・子育てで手一杯になり、モモへの配慮が行き届かなかったことを深く深く後悔しました。

そんななかで、頑張って生き抜いてくれた。


昨年の春頃から足腰が弱くなりはじめ、年末には脚が立たなくなりました。

それでも、食欲はしっかりあって、それが安心感につながっていました。


最後の日。


亡くなる二時間ほど前からキュウキュウと鳴き始めたモモ。

ウサギは普段鳴きません。

いつもと違う様子に、胸騒ぎがしました。

その日、家族で近所の神社のとんど焼に出かける予定でしたが、私は残ることに。
(もちろん、何かあれば主人にも連絡する段取りをしていました)

鳴き声は徐々に小さく、息づかいも弱くなるなか、最後の瞬間には、パッと目を見開き起き上がったモモ。

そのあと、静かに息を引き取りました。

最後まで立派に生き抜いた姿に、涙が止まりませんでした。


主人のいる休日だったことや、前日、主人がカラダをきれいに洗ってあげていたことなど、モモ自身がその日を最後に選んだのかな、と考えずにはいられませんでした。


主人と付き合っている頃に、やってきたモモ。

腰にベルトのようなラインがあるのがめじるし。

呼ぶたびにほっこり優しい気持ちになれる名前にしたくて、男の子だけどあえて「モモ」と名付けました。

結婚式の前撮り写真も一緒に撮ったり。


息子は弱ってからのモモしか知らないけれど、それでもごはんをあげたり、なでたり、たくさんかわいがってくれました。


葬儀を終えて一日経ったとき、モモの写真に手を合わせていると、突然涙ぐみ始めた息子。


「さみしいの?」と聞くと、コクンと頷きました。


私たち家族に、たくさんの思い出をくれたモモ。


今でもモモのいた場所を見ては、寂しさを感じずにはいられません。


天国で元気に跳ね回ってくれてるかな。

もっとしてあげたいことがたくさんあったよ。

ごめんねって謝ることも。

そんな気持ちも、動物と生きていくこと、なのでしょうね。


たくさんの思い出、いろんな気持ちをくれた君に感謝します。


本当に本当にありがとう。