20090819203040
坂を上ったら、心地よい風が吹いてきました

朝が涼しくなって
昼も短くなってきた

そのときが来たか、と

いわんばかりに蝉たちが
絞り出すような鳴き声をいっぱいに響かせる

一生懸命のなにが悪い

待ちわびた太陽の下、
ただ一瞬の時間でさえ、
それがここにいる
すべてなのだと、

蝉は蝉なりに、その本能で
枯れるまで鳴き続けているのかもしれない

こんなことを思ってしまう
夏の終わりは、ちょっと切ない