「ハゲタカ」映画版を鑑賞。

“ハゲタカ”鷲津と“赤いハゲタカ”劉一華との
頭脳戦の連続に、何度息を飲んだことか。

ネタバレになるので、すべては言いませんが

中国の貧困に苦しむ母子家庭に生まれた劉。
幼いころ日本の自動車に魅せられ、
金を頼りに必死で這い上がってきた彼の生き方は、

「人生の悲劇は2つしかない。
ひとつは金のない悲劇、もうひとつは金のある悲劇。
世の中は金だ、金が悲劇を生む」

という言葉そのものだったのかもしれない。

現在の不況、雇用環境の悪化を受けて急遽脚本を書き換えただけあって、
フィクションだというのに今の日本が抱える痛みが
リアルに伝わってくる内容でした。

余談ですが「ハゲタカ」はドラマのときから、ストーリーはもちろん、
カメラワークや音楽による演出も素晴らしい作品。
それだけに、ラストであの壮大なテーマ曲が鳴り響いたときの
感動もひとしおでした。

DVDが出るのも楽しみ!
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