今日はちょっと毒づきます。

雑誌「孫の力」 をご存知ですか?
“誰も作ったことのない孫雑誌”だそうですが、
書店で初めて見かけたとき、不快でたまらなくなりました。

それはちょうど書店の「妊娠・育児」の本を取り扱うコーナーで
不妊治療やニンカツに関する本を探していたときでした。
同じコーナーに並んでいたのがこの「孫の力」。

子どもがほしいと思うあたしにとって、
両親、義両親、親戚からの見えないプレッシャーに
(ありがたいことに皆口には出されませんが、それがまたツライときもありますよね)
さらに世の中から「孫はいいのよ、生みなさいよ」と言われているような気になったから。

おそるおそる中身を見ると日本全国の孫をめぐる旅などのほかに、
孫に愛される方法とか、ビデオカメラで孫を上手に撮る方法とか
こんなこともマニュアル化されるんだ、とびっくり。

こういうのって、すでに「孫」を産んでらっしゃる
「嫁」の立場の女性にとってもおそろしいんじゃないでしょうか。
祖父母の溺愛っぷりを挑発しそうな感じ・・・。
それに、孫がほしい人(舅、姑の立場の人)がこれを手にしているのも
同じようにおそろしい・・・。

そりゃ、孫がいてかわいくて仕方ない方にとっては
とてもありがたい雑誌かもしれません。
せめてお願いだから、妊娠や育児に関する「嫁」の立場の女性が
利用することの多い場所に置かないようにして欲しいです・・・。


ワガママだけど、それだけデリケートな問題だと思います。

ああ、いつまででるのかなこの雑誌・・・。
自分から目に触れないように書店にいくのって
結構キモチ疲れます・・・。