オットと宮島に出かけた帰りの電車で、法事の帰りだと言うおばあちゃんと相席に。

今日あった法事のことや、来年はダンナさんの13回忌だということとか、
娘さんやお孫さんのこと、これまでのお仕事のこととか、
30分弱の道中でいろんなお話を伺いました。

笑顔がとてもかわいらしかったから、相槌するだけじゃもったいなくて
あたしからも色々お話してみたり。
こう振り返ってみると、短い時間でも初対面の人のことって
思う以上に知ることができるんだなあ。

あたしたちが降りる一駅前で下車したおばあちゃん、
ドアが閉まる直前に振り返って、笑顔で会釈してくれて
こちらも思わず手を振ってお別れました。

もう会えないんだ、と思うとちょっと切なくなったけれど、
心があったかくなるとてもいい出会いでした。

今日出かけた場所が場所だけに、神様がくれた出会いなのかも、
いやいや、もしかしたら、あのおばあちゃんこそ神様だったのかもしれない、
そう思うことにしております。