
手塚作品大好き。次は未来編を読みます
夫が昔、当時の上司M浦さんから「人生観が変わる」と言っていただいた
(もしかして借りパクか?)「火の鳥 黎明編」。
時おり読み返しているのですが、最近になって
その意味が分かってきたような。
「人間は虫よりも 魚よりも
犬や猫や猿よりも長生きだわ。
その一生の間に、
生きている喜びを見つけられれば
それが幸福じゃないの?」(作中より抜粋)
この火の鳥の問いかけに、ハッとさせられ。
とめどなく湧き続ける欲のほとんどは、
実は他愛のないことだと気付いていながら、
満たさずにはいられなくて、そんな一瞬の満足が
“生きている喜び”だとしたら、なんてちっぽけなんだ、
と思ってしまった。
まさに、ガーンと頭をハンマーで殴られたような、
ある意味目からウロコ的なお言葉でした。
手塚先生の作品は、年齢を重ねるほどに
どんどん胸に響いてきますね、ほんとうに。
M浦さん(は、あたしにとっても上司でした)、
6年も経ってしまいましたが、あたしも人生観変わりそうです。
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