「ここは机だから登っちゃダメ!!わかった!?
分かったらハイは!?おて手あげてハイ!!」
子どものスイミングを見に行った場所で2歳ぐらいの子どもに
ママがそう言い聞かせていました。
私たちもよく使う言葉ではありませんか?
「わかった!?」
~小学生のAくんのお話~
「明日ママ出かけるからAくんが帰るころには少しだけ
間に合わないかもしれないけど、自分で鍵あけて、手を洗って宿題して
それからおやつ食べてね。あっ友達の所に行く時はきちんと鍵も締めて行ってよ!!」
「う~ん」
なんとなく頼りない我が子の返事に母は不安を覚え
「わかった!?」
と念押しします。
ママは何のために「わかった!?」を言うのでしょうか?
内面的な気持ちはどう思っているのでしょうか?
心配なんですよね。
一人でできるか・・・・・。
そしてママ自身が安心を買うために
子どもに「わかった!?」を言っちゃっていませんか?
さぁ~このママが あれしてこれしてこうしとくのよ!!
「わかった!?」っていう事が出来なかったとき
ママはなんて子どもに言いますか?
「ママと約束したじゃない!!
わかったってAくん言ったでしょ~(ガミガミ)!!」
約束・・・・
約束というのはお互いが承認しあってするものであって
ママの言う約束は一方的になっていませんか?
じゃあ、どうすればいいのでしょう?
「ママね今日出かけるからAくんより帰って来るのが少し遅くなりそうなの
ママが居なかったら、帰ってきたらどうしたらいいかな?」
毎日毎日していること+カギを開け閉めすることです。
お留守番を任せられるAくんなら自分で
「まず、カギを開けるでしょ~。それから手を洗って、宿題をして~
おやつを食べたら、カギを締めて遊びに行く~!!」
なんて答えが出たら
「ばっちりばっちり、さすがAくんすご~い。
ママ安心して出かけられる。ありがとうね」
子どもは褒められてウキウキ
ママの不安もなくなるし、
子どもが自分の言葉にすることで
再確認することができるでしょう。
「わかった!?」
を言いたくなったら、
「どうしたらいい?ママに教えて?」
って聞いてみてはどうでしょうか?
子どもは意外と知っていますよ!!
まだ、小さい子なら
「お机は、登らないようにしようね。」とママが言い
「ここは、何するところ?登ってもいい?」ってママが聞いてあげるのもどうでしょうか?
「わかった!?」を言いたくなったら
子どもの心の言葉に目をむけてみるのはいかがでしょうか?
「わかった!?」をママが言うよりも、何十倍も子どもはわかりますよ。