子どもに言っちゃっていませんか?「わかった!?」その1 | 未来の幸せを膨らませる 思考改善コーチ なかしま ゆき☆彡

未来の幸せを膨らませる 思考改善コーチ なかしま ゆき☆彡

大阪を中心に活動中の
(株)プレシャス・マミーの認定コーチ
なかしま ゆきが
保育士としての17年間の経験
自身の3人の子育てまっただ中
プレシャス・マミーで学んだ子育てコーチングを
交えた使える子育て術をお伝えします。

「ここは机だから登っちゃダメ!!わかった!?


 分かったらハイは!?おて手あげてハイ!!


子どものスイミングを見に行った場所で2歳ぐらいの子どもに


ママがそう言い聞かせていました。



私たちもよく使う言葉ではありませんか?


「わかった!?」



~小学生のAくんのお話~


「明日ママ出かけるからAくんが帰るころには少しだけ


間に合わないかもしれないけど、自分で鍵あけて、手を洗って宿題して


それからおやつ食べてね。あっ友達の所に行く時はきちんと鍵も締めて行ってよ!!」


「う~ん」


なんとなく頼りない我が子の返事に母は不安を覚え


「わかった!?」


と念押しします。


ママは何のために「わかった!?」を言うのでしょうか?


内面的な気持ちはどう思っているのでしょうか?


心配なんですよね。


一人でできるか・・・・・。


そしてママ自身が安心を買うために


子どもに「わかった!?」を言っちゃっていませんか?



さぁ~このママが あれしてこれしてこうしとくのよ!!


「わかった!?」っていう事が出来なかったとき


ママはなんて子どもに言いますか?


「ママと約束したじゃない!!


わかったってAくん言ったでしょ~(ガミガミ)!!」


約束・・・・


約束というのはお互いが承認しあってするものであって


ママの言う約束は一方的になっていませんか?


じゃあ、どうすればいいのでしょう?



「ママね今日出かけるからAくんより帰って来るのが少し遅くなりそうなの


ママが居なかったら、帰ってきたらどうしたらいいかな?」


毎日毎日していること+カギを開け閉めすることです。


お留守番を任せられるAくんなら自分で


「まず、カギを開けるでしょ~。それから手を洗って、宿題をして~


おやつを食べたら、カギを締めて遊びに行く~!!」


なんて答えが出たら


「ばっちりばっちり、さすがAくんすご~い。


ママ安心して出かけられる。ありがとうねニコニコ


子どもは褒められてウキウキ


ママの不安もなくなるし、


子どもが自分の言葉にすることで


再確認することができるでしょう。


「わかった!?」


を言いたくなったら、


「どうしたらいい?ママに教えて?」


って聞いてみてはどうでしょうか?


子どもは意外と知っていますよ!!



まだ、小さい子なら


「お机は、登らないようにしようね。」とママが言い


「ここは、何するところ?登ってもいい?」ってママが聞いてあげるのもどうでしょうか?


「わかった!?」を言いたくなったら


子どもの心の言葉に目をむけてみるのはいかがでしょうか?


「わかった!?」をママが言うよりも、何十倍も子どもはわかりますよ。