ついついわが子に
「どうしてこれがわからないの
」
「何回言ったら分かるの
」
「お兄ちゃんでしょ
」
「自分で考えなさい
」
きっとママ達は、立派な大人になって欲しいがために
ついつい熱くなり
大きな声を出して怒ってしまうのではないでしょうか？
けれど、これでは子どもは萎縮してしまいます。
ママの顔色ばかり見てびくびくするのです。
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私も保育士時代似たような経験をしました。
先輩の先生が
私が毎月出す園だよりにチェックを入れてくれるのですが
毎回怒られていました。
月末が来るのを恐れるほどでした。
「何回同じことを言わせるの」
「私の言っていること分かりますか？」
「もう一度書きなおしなさい。」
「自分で考えなさい。」
「勝手に自分でやって。」
「あなたの文はありきたりなの 私が書きなおした文、どうですか？」
と言われ続けたことで
私はただただ先輩の顔色をうかがい
自分はどうしたらいいのか身動きができない状態でした。
しかも自信を失い
良いように書ける気もしなくなっていました。
この時の私は
私は能力がないんだ
保育士としてダメなんだ
長い期間保育士をしてきた意味はないんだ ただただ時間を費やしただけなんだ
人としても下等な人間なんだ
と思ってしまっていたのです。
もうどうしていいのか分からず「どうしていいのか分かりません
。」
と涙ながらに訴えた後
「あなたに期待していたからこそ
少し強く当たっていたのかもしれないは・・・・。」
と言われてもその言葉さえ心に伝わって来ませんでした。
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毎日のように浴びた批判の言葉からいくら
「実はあなたの事を大切に思うから」
と言われても真実味にかけるのです。
信用できないのです。
この深い溝を修復するには、とても時間がかかるでしょう。
期待するがゆえにイライラ～とする気持ちは
返って逆効果なのです。
さぁっ、子どもが自分で考えてのびのび行動する子育てをしましょう。