Vintage古着 Sears Denim Work Jacket 60s | ぼちぼち野郎がぼちぼちやろうというブログ

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皆さんお疲れ様です、ぼちぼち野郎です。

 

自転車活動はそこそこやっていますが、本日は久々にアメカジネタを。

 

最近はアメリカン ビンテージ古着がお気に入りの私。結構ネタはあるのですが、ブログはそれなりに理解した上で書きたいので下調べが結構大変。そのお陰で少しずつ知識はつくのですがなかなか書き始める事が出来ません。

 

はい、そんな中ある程度記事が書けるようになったアイテム、1960年代のSears Denim Work Jacketについてまとめておこうと思います。

まず、このタグから60年代ものもで間違いないかと思います。Searsについては僕が説明するまでもないですね、ご存知ない方はこちらへどうぞ。俗にいうストア系ブランドってやつです。

 

このジャケットについては枻出版社(えいしゅっぱんしゃ)さんが発刊されているVINTAGE DENIMにも近いものが掲載されていました。

こちらのものには左胸にポケットはありませんが、これとほぼ同じものと思われます。左胸ポケット仕様はあまり見掛けない為、ネットショップで見つけて思わず買っちゃいました。

 

少々ピンボケしておりますが、全体像を

 

襟はコーデュロイを使用し、裏地がリサイクルウールのブランケット付なのでそれなりに保温性があります。冬の外出では少々心許ないですけど、ほんわかと暖かくて心地いいです。

 

VINTAGE DENIMにも解説してある通り、縦落ち感が弱く全体的に退色していく感じはデニム染色によく使われるロープ染色とは違い、Vat Dye(建染)と呼ばれる染色技法が使われていると思われます。この60年代~70年代にはオーバーオールにもVat Dyeの生地が使用されている事がありますね。色落ちしにくいのが一番の特徴です。

 

この個体は結構着込まれて色落ちが進んでいますが、生地は脆くなっておらずやファスナー等の不良や欠損もなくまだまだ着る事ができるコンディションです。

 

メインジッパーはSCOVILL(スコビル)社のGRIPPER ZIPPER(グリッパージッパー)です。

引っ掛かりもなくスムーズに開閉可能です。

 

左胸ポケットのジッパーはミリタリー系によく使用されているCONMAR(コンマ―)社のものです。

こちらも何の問題もなく開閉可能。部品が小さく壊れやすいチェーン仕様ですが破損もありません。壊したくないのであまり使わないようにしよう(笑)

 

袖口の少々大きめのボタンも左右ともに欠損なし。

 

僕より前のオーナーが袖を折り返して着ていたようで、袖の内側に大きめのダメージがあります。

まあ雰囲気もありますし、僕は折り返さずに使用するのでリペアは要らないでしょう。

 

サイズは38~40(M~L)程度で身長176cm、体重65kgの僕でもう少し着丈が欲しいもののジャストサイズです。デザイン的には1サイズオーバーで着ても良さそうな感じです。

 

本日はストア系ブランドSears(シアーズ)のDenim Work Jacketを紹介させてもらいました。

 

根強い人気のあるLEVI'SやLEEのビンテージ物はそれなりにお値段がしますが、需要の集中していないこの辺りのものは割と安値で手に入れる事が出来ます。まあボロの古着に何処までお金を出せるかは個人の感性ですけどね。

 

他にも手に入れた物があるのですが、また時間が出来た時にレポートしたいと思います。