こんばんは、はーちゃんです。

病気を見つけてから、
再び4月を迎えることができました。
本来だったら一緒に桜を見に行きたかった
のですが流石にそれはできない状態です。
少しでも季節を感じられるように
夫にいろいろなをお伝えしたいなと思います。

退院後すぐからせん妄が既にでており、
「喉の乾き」と「座りたい、立ちたい」
の欲が止まりません。
やり切るまでずっと主張します。
また、昼夜も完全に逆転しており
深夜に特に激しくなるので
私とお義母さんが交互に見守り
要望を叶えていきます。
頭痛も治まってはいないので
痛がって騒いでることも多々あります。

これだけだと苦痛ですが、
こーちゃんの場合意思表示ができたり喋れています
たどたどしい言葉だったり、
私しか分からないような単語だったりしますが


「痛い、痛すぎる、飲みたい、トイレ、

起き上がってみたい、座らせてくれ、

動けないから協力して起こしてくれ、

果物食べたい、低糖質が良いかな?

〜お願いします」


他にも色々ありますが
いろんな言葉で意思表示をしてくれます。
言葉も可愛くて綺麗なものばかりなので
和んだり楽しくなったりと
お義母さんと笑いながら介護生活を送っていますニコニコ

 


体力が落ち始めた

【2024年4月1日】
前日までは両足をばたつかせるほど
よく動いていたのですが、
たまにしか動かなくなりました。
また、飲み物も飲みたいのに飲めなくなっています。
本人はできなくなったことを認識しているようで、

驚き(夫){
お義母さんと協力して座らせてくれる?
のどが渇いた。
飲みたいのに飲み込めない。
どうしたら良い?
何をしたら良くなるかな?
頑張ったら少し飲めたね!〕

と、常に対抗しようと
私に助けを求めてきていました。

悲しい(私){
だんだんできなくなるものだから焦らなくていいよ。
出来ないことは私がサポートしてあげるし
一緒に考えるから教えてね。
やりたいことは全部させてあげる!
喉上手に使えたね、飲めてたよ!すごい!〕

といった感じで、
お義母さんと首の座ってない夫を座らせたり
色々なものを飲ませてはむせるたびに吸引し
本人の希望をやりきれるように努めました。
これが深夜に元気なので、
私もお義母さんもほとんど寝てないと思います。



結婚指輪1年記念

【2024年4月2日】

この指輪が1年つけられたなんて夢かと思いました。
元気な姿ではなかったけど、
どんなに治療がたくさんあって
MRIなどで外さなきゃいけなかったのに、
ギリギリまで付けて、
検査終わったらすぐまた付けて…
こーちゃんもはーちゃんもとても大切にしてる
宝物だなと感じます。

頑張ってくれてありがとう。
私との絆を切らずにいてくれてありがとう。



この日から自力で頑張っていた尿瓶でのトイレも

ほとんど出来なくなってきました。

逆に今まで頑張れてたのがすごいなと思います。

痛みもまだまだ落ち着かず、

これ以上オピオイド鎮痛薬だけでは

抑えられないので

麻酔を使って鎮静させることになりました。


変更10回目(24年4月2日昼〜)

ベース⑧

オピオイド鎮痛薬【点滴】(0.8mg/h) 

 オピオイド鎮痛薬4倍濃縮+麻酔【点滴】(0.2mg/h) 

 (24時間点滴)

→炎症止め(8mg)【点滴】

 (朝1回:24時間持続)

→ロピオン【貼り薬】

 (1日3枚:翌24時間持続)


頓服

オピオイド鎮痛薬【早送り点滴】(0.8mg/h)

 オピオイド鎮痛薬4倍濃縮+麻酔

 【早送り点滴】(0.2mg/h)

 (最低30分間隔で4回目安:3-4時間持続)




立ったり座ったりの日

【2024年4月3日】

お義父さんとお義兄さんが
様子を見に来てくれたので
夫を何度か座ったり立たせたりしてくれました。

こーちゃんがこんなに起き上がりたいのは
今までの経験からだと私は感じてます。
定期的にひどい頭痛が出たとき
自分たちで工夫して対処した結果


    

立ちっぱなし

歩き回る


1番楽でした。
寝ているのが1番しんどかったんです。

だから、こーちゃんなりに
今の状況を改善しようと思ったら、
起き上がって立つしかないって思ったんでしょう。
でも、手足はもちろん首すら力が入らないので
首を支えたり体を支えたりと2人以上
夫を座らせたり(ベットから足を投げ出して座る)
立たせたりを複数回してあげました。

飲み物も所望のものを少しずつ与えましたが
途中から全く飲み込めなくなってしまいました。

夫は、自分の体のことをよく理解している
ようで、終始怯えて唸ったり
落ち着かなくなることがありました。


    

手を握ったり

ハグしてあげたり

声掛けしてあげたり


私のやれること全部で安心できるようにしました。


麻酔のみUP

【2024年4月4〜5日】

痛みが全くおさまらないので
麻酔の量を倍にしました。

変更11回目(24年4月5日昼〜)

ベース⑨
→オピオイド鎮痛薬4倍濃縮+麻酔✕2倍
 【点滴】(0.2mg/h) 
 (24時間点滴)
→炎症止め(8mg)【点滴】
 (朝1回:24時間持続)
→ロピオン【貼り薬】
 (1日3枚:翌24時間持続)

頓服
→オピオイド鎮痛薬4倍濃縮+麻酔✕2倍
 【早送り点滴】(0.2mg/h)
 (最低30分間隔で4回目安:3-4時間持続)

この日は特に私を求めていたようで、
久々に「はーちゃん」と何度も呼んでくれました。
義両親がこーちゃんをかまっているのもガン無視で

驚き(夫){
はーちゃんはどこですか!
はーちゃんおきて!
はーちゃん喉乾いた!飲ませてください!〕

深夜になって力尽きて寝ている私を
起こそうと爆音で呼びかけていたようです。
流石に1日は起きてられないので
気づかなかったときはありますが、
ここまで私のことを
覚えて探してくれている
事に喜びと驚きしかありませんでした。
一緒に居た時間は少しだったので
1番最初に忘れられると思っていました。
なので、心の支えになれてるんだなと
実感しました。

こーちゃんは、私の心の支えなので

本当はもっと一緒にいたいです。




桜と甥っ子

【2024年4月6〜7日】

3月から毎週土曜日は
こーちゃんの頭痛が激しい日です。
今日もしんどそうで、
頓服を使いますがなかなか効き目が短いです。

お義兄さん家族が
こーちゃんのためにを買ってきてくれました。
お家でプチお花見です桜
見えてるかわかんないけど、
近くで見せてあげました。
その後、私はお義兄さん家族と
近くの公園にもう一度お花見をしに行きました。

甥っ子を囲んで微笑ましいお義兄さん家族を見てたら、羨ましく思いますが、その幸せを分けてくれて感謝もしてます。

いつもありがとうございます。



日曜日は久しぶりにこーちゃんが
色々おしゃべりでした!

にっこり(夫){
この痛いのも全部何とかするから
はーちゃんを守る!
果物は…
キウリ、パイナップル、りんご、苺が食べたい。
これは、すごいストレスだ!重すぎる!
なんで俺なんだよ〜〕

などなど…

まだまだ頑張る意気込みから

欲しい事

今の不満まで

全部喋っていました。

義両親には聞き取れなかったようですが、
私には鮮明に聴こえていたので
私たち夫婦の会話は普通に成り立っていましたにっこりニコニコ