ウチのPから映画のお誘い。
コレ、観て来ました![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
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私、北欧が好きで。
森や湖などの自然…
冬のひんやりした空気感とか、短い夏の過ぎ行く感じとか。←行ったことないけど
それと、人々の暮らしに根づいた生活スタイルや人との距離感。←行ったことないけど
そういうのも、とても心地よく思える。
そして、
『集団よりも個を大事にする』
私は、こちらの生き方がしっくりくる。
日本には「和をもって尊しとなす」という言葉があるけれど。
日本人は自分の意思よりも、周りに合わせることが美徳のような暗黙のルールがあるように思う。
でもそれは、
=「和をもって尊しとなす」ではないような…
『和』は、みんな同じという意味ではなくて、違いを互いが受けいれている状態のことを『和』というのではないかと思う。
それで言ったら、この映画。
「和をもって尊しとなす」
を表現している映画ではないかと思う。
以降、ちとネタバレ
主人公のチャンは、真面目でちょっとお堅い人物。
対して、フィンランド人のルシカはこう言う。
「本音で話して、社交辞令はややこしくするから」
かたや、チャンの誠実さや、プロの料理人として真面目に磨いてきた技術や知識は、周りの人を幸せにし始める。
異文化の中で生きてきて、思考や生き方が違う者同士。
互いの違いは当然の如く、惹かれあっていく。←恋愛映画ではない
『違うからこそいいのよね~♥』
と思った。
それと周囲の人たち。
がっつり蜜な関係ではない。
実にライト。
意識的でない思いやり。
思いやりが臭くない。
もおー、思いやりなんて言葉は使わなくていっか!笑
こういうの、精神衛生的に実に健康だと思う。
感情も思考も、実に自然。
それにしても…
作中に出てくる料理が美味しそう(´﹃`)
上海でレストランを営んでいたチャンが作る中華料理は、医食同源に基づいた本格料理。
あらためて、食は薬なんだなって自覚しました。
そんな意識で、またお料理をしたいなと思うのでした。
ウチのPが。
「北欧好きでしょ、カフェやりたいでしょ」
と言って、誘ってくれたけど。
あれ、自分が観たかったんだよね。
「ああいう、その場だけ楽しいのでなくて、あとで何かに触れて思い出す映画が好きなんだよね」
と言っておった。
それは私も同感!
この映画の空気。
なにかの拍子で、ふと思い出して。
その時の自分で味わうことになりそうだ。