先日。

友人とのオンラインでのこと。




私を放っておけば、だいたい食べものの話をしだすんですわほっこり

とーぜん、この日も…



すると。

「あっ、思い出した!」

と…友人が本を2冊おもむろに出してきて。



「これをぷんちゃんにって思ってたんだ、思い出して良かったよ」

と、言うんですわ。



その2冊。


どうやら、なぜか2冊づつポチッとしちゃったらしい。

届いて、どうしようかうーんと思ったら、私の顔(酔っ払い)が浮かんだということで。



そして、本の中身をざっと教えてくれたんだけど。

食材を余すところなく、美味しくいただくヒントがいっぱいなのだそう。



ワタクシ。

キッチンでひとり虚しくなる瞬間は、食材をダメにしちゃったときなんです。

くいしんぼボーンもぐもぐなので、基本あまりないんだけど。

あまりないからこそ、やらかすとショックえーん



それと、この本にある

『年収200万円でも楽しく暮らすヒントがいっぱい』

『自炊はわがままでいい』

『台所にしばられず、自分らしく食べて、生きるには?』

という文言にも、非常に惹かれる。



筆者は、保存食研究家とな。





そして、ここで私のカフェ妄想の話を披露する。



自然の中で、慎ましやかに。

たくさん儲けるわけでもなく、ただ生きるための日々の暮らし。

なににも縛られず、制限もなく、ささやかな望みを叶えていく。

そんな暮らしをしながら、そんな一部を人に提供してみたい。



なぁんて妄想を話したら。

「私は、お給仕やりたい」

と乗り気。

「カフェ計画に役立ててくれ」

と送ってくれました。






早速、読んでみて…

なんだか、私の奥の方がウニョウニョする。

表現力が…汗


とにかく、やってみたい爆笑ということ。



塩水漬け
捨ててしまう野菜の部分を乳酸発酵した漬け床で漬物にする。



豚バラの塩漬け
焼いたり、煮込んだり、スープにしたりと大活躍する。

などなど…



こんなん読んでいたら…

この本の筆者、桉田優子さんのお店桉田餃子』でご飯を食べてみたい!

という気持ちが、ムクムクしちゃって。




早速、行ってきました!←行動あるのみ!


桉田餃子』代々木上原店



4種類の餃子を食べられるという餃子定食をオーダー下差し

桉田餃子さんの餃子は、水餃子です。



ご飯には、はと麦が入っています。
ご飯の下には塩豚。

はと麦って、新陳代謝がよくなって美肌効果があるのよね。

胃を丈夫にしたり、免疫力を高めます。

餃子の皮にも入っているそう。



ご飯の上には、塩水漬けした野菜が刻まれて乗っている。

それに生姜の千切りも添えて。



塩豚は、本にあったあの豚バラの塩漬け。

旨みたっぷりでしたグッ



3種類の調味料と黒酢があります。
お好みで。


とにかく、全部試すよねウインク

どれも美味しい。

黒酢も美味しくて、他のお料理にも使ってみたいな。


本でも紹介していたけど、餃子には干した野菜が入っていて旨みになっています。

皮もモチモチしてました。



もずくのスープはとてもやさしい味。



そして、お水と思いきやグラスの中身はお白湯でした照れ





全体的に。

体に優しく、丁寧に作り上げたお料理という感じです。





なんだか、共感ポイントが盛りだくさんでした下差し




この世界にまだない"オリジナルなもの"を生み出す秘訣はなんだと思いますか?

自分の物語に矛盾がないことじゃないでしょうか?
必然性のないことをしない。
要は他人の物語を生きないということ。



"いい暮らし"は、必ずしも贅沢な暮らしとは限りません。
桉田さんにとって"いい家"や"いい暮らし"とはどういうことなのか尋ねてみました。

いい暮らしの条件があるとしたら、「いま、不安がないこと」だと思います。
「10年後こうなっているかもしれないから、今こうしておこう」「仕事がなくなったり、病気になったら、私どうやって暮らしていくんだろう」とか、起こるか起こらないかわからないことで、不安になってしまうことって誰にでもある。
でも、もしかしたら明日死んでしまうかもしれない。
最近、話題になった老後2000万円問題とかも、その発想自体がなんだか寂しいなぁって思うんです。
未来を不安がって生きていたら、大切な「今」が乏しくなってしまう。
未来を案じて不安になるのではなく、病気になっても生きていけるような人間関係とか、食事とか、家とかを一つ一つ手応えをもって掴み取っていけると素敵ですよね。




もみじもみじもみじ


自分に嘘がない。

不安で、今を塗りつぶさない。

ということ。



現代の社会では難しくなっていることだとも思います。

でも、とても大事なこと。



ひとりひとりの人間が、個人を尊重したり、助けが必要な人に寄り添ったり、自分自身を大切にしたりと。

そんな風にかわっていけたら、社会自体がかわる。



生きやすい社会は、ひとりひとりの意識改革で実現する、決しておとぎ話ではないと思います。


もみじもみじもみじ





帰り道。

体の中からポカポカしてきました。

静かにクリーンなエネルギーが満ちていく感じ。



素敵な循環。

私も、そんな循環のひとつになりたいと思うのでした。