のつづきです。

 

 

 

 

 

 

さて、奇石・美ら海パノラマコースを巡り、やんばる森林コースに入ります。

 

ここは、やんばるの植物が多く自生している場所です。

 

 

これは「ツワブキ」

 

 

葉がツヤツヤしていて、思わずカシャカメラハッ

 

「リュウキュウツワブキ」は渓流沿いに稀に生える植物で葉の形状がギザギザしているので、これは「ツワブキ」。

 

それにしても、この肌ツヤ感デレデレ

 

肌ちゃうかぶー

 

 

 

 

 

 

 

「ソテツ」

 

 

ソテツに触れてみた。

 

硬いのかと思いつつ、いや、しなやか。

 

ソテツを眺めていたら、ソテツの道を発見!

 

なかなか素敵なロードではありませんかニコ

 

 

 

 

 

 

ソテツの山です。

 

ソテツだらけ。笑

 

 

 

 

 

 

 

やんばる森林コースには、大きな「がじゅまる」たちがいます。

 

がじゅまるに逢いたかった。

 

 

Coccoというアーティストをご存知?

 

沖縄出身のアーティスト。

 

彼女の歌う詩は、儚くもあり、力強くもあり、優しくもあり、残酷でもあり・・・

 

善悪を超えて、どこか人間の本質に迫っているように感じます。

 

武道館に彼女の歌を聴きに行ったとき、私は終始泣きっぱなし。笑

 

理由なんてわからない。

 

わからなくていいのだ。

 

 

 

 

彼女の「がじゅまるの樹」という曲があります。

 

気になる方は、歌詞をどうぞ。

 

 

歌:Cocco

作詞:こっこ

作曲:こっこ

 

家族みんなで暮らしてた頃
がじゅまるの樹窓からながめてたわ
小さい頃は木登りしていた
ママが呼ぶのよ「ケーキが焼けたわよ」と
私は笑いながら手を振るの。

ある日目覚めて私は独りよ
泣いたりしないタバコを吸ってたわ
公園からはやさしいそよ風
愛していたし愛されていたけど
それだけでよかったの
ずいぶん楽になったわ 自由だもの
とりあえず何となく生きてきた

誰か私を止めてよ
押さえつけてあの樹に縛るの
誰かお願い止めてよ
きつくきつくあの樹に縛るの
朝が来た時
私は生きてるのかしら?生きてるのかしら?
がじゅまるの樹の下で

パパの肩車 やわらかな髪と
夏のにおいのする広い草原
チクチクおひげが痛くて泣いた
そういえばあれが最後かしら
涙を流した記憶は終わり。

そうね「失なうものなどないわ」と
そう言った私を あなた抱いたの
だけど大丈夫 バイバイさよなら
後を追うのは嫌なの 無様だから
お菓子はきらいなのよ
もう沢山よ ケーキの味をやっと
忘れたと想ってた それなのに

誰か私を止めてよ
押さえつけてあの樹に縛るの
誰かお願い止めてよ
きつくきつくあの樹に縛るの
朝が来た時
私は生きてるのかしら?生きてるのかしら?
がじゅまるの樹の下で

 

 

 

歌詞の印象とはまったく違うメロディーで歌われています。

 

 

 

 

Coccoの世界・・・

 

ふと、彼女の世界が懐かしく感じられるときがあります。

 

彼女がうたう、がじゅまるという樹をみてみたかった。

 

 

 

 

さて、そのガジュマル。

 

 

大きいガーン

 

これが、日本最大級といわれるガジュマルか!?

 

 

 

 

さらに進む。

 

 

 

 

 

ロケにもってこいだものね。

 

 

 

 

ここに、北乃きいさんが腰掛けたという。

 

 

 

 

さらに進む

 

と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どデデデーーーーン!

 

 

こっちが、日本最大級のがじゅまるでしたにやり汗

 

 

「御願(うがん)ガジュマル」

 

 

 

数え切れないほどの無数の気根が生えている。

 

全貌をカメラに収めきれない。

 

 

 

 

最初のガジュマルには、通えるものを感じられず

 

心の中で話しかけても、まったくのスルーうーん

 

何かに意識が向いたまま、足下の生き物には目もくれないみたいな。笑

 

 

 

こちらの御願ガジュマルは、来るもの拒まず去るもの追わず的な。笑

 

トレッキングコースがひかれ、人がやってくるようになっても、なにひとつ変わらないといった佇まい。

 

そういった風情にあふれている。

 

 

 

時間というものは、なにかこう・・・

 

その中に詰まっている質みたいなものと相まって形成される意識。

 

そう意識。

 

意識だ!

 

 

 

なんて、自分と会話しながら、森を歩く怪しいアラフィフぶちゅー

 

ガジュマルよ。

 

ありがとうドキドキ

 

 

 

 

 

そして、この花も見たかった。

 

 

「イルカンダ」

 

今は、山奥に行かないと見られなくなったというイルカンダ。

 

「国頭村奥間区の大綱引きでは、区民の『結束の強さ、人々の固い絆』を表し、大網の芯に使用されています」

 

と、案内板に書いてありました。

 

沖縄の人々がこの地でどう命を繋げてこられたか。

 

そんなことを感じずにいられません。

 

 

今年は「イルカンダ」の当たり年だそうで、そうシャトルバスの運転士さんが言っていました。

 

 

 

 

 

さて。

 

やんばる森林コースも終点です。

 

 

 

 

次は、辺戸岬に向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく