とうとう、この日がやって来た。
シンギングボウル倍音ライブ
休憩を挟みながらの5時間。
休憩時間に、都会の中のオアシス。
生の演奏をこんなに堪能したのは初めて。
しかも、シンギングボウルの講義、倍音呼吸法、医師による倍音と癒しの解剖生理学の講義まで聴ける。
最後は、会場の皆さんで合奏。
盛りだくさんの密度の濃いライブだった。
演奏中は、後頭部の下らへんが響いてた(脳脊髄か?)。
そして、よく感じてみると全身でも音を感じている。
全細胞で感じているってこと・・・
その ”響く” ”感じる” のなかには、『ずわーーーん』と絶対的な広がりを感じる音がある。
最後の協会代表理事の方(ペア)の演奏の”すべて”の音がそうなので、ビックリした。
やはり、極めていらっしゃる。
一音一音が、私の真ん中に届く。
今、思い出しても、リアルに感覚が甦る。
やはり、後頭部下、首の後ろ、脳脊髄がじんわりする。
水は記憶するらしいから(お医者さんの講義でもおっしゃってた)、私の脳脊髄液の記憶が甦っているのかもしれない。
目に見えないことって、感じるしかない。
その感覚、その感性は、とても大事。
本当は、その見えないものがこの世界を構成している。
そう感じているからこそ、このライブを体験したかったように思う。
見えることに翻弄される現代だからこそ、五感以外で感じる機会や時間を持つことは、今の時代に必要なことなのかもしれない。