『ここぞ』という時、私は自分に尋ねる。

 

本当はどうしたいの?

 

と。

 

 

 

何をする、何をしないを決めるとき。

 

これは、こうしておかないと後々大変なことになる

 

これは、こうしとかないとあーだこーだ言われる

 

これは、このままにすると誤解される

 

これは、私の責任じゃないんだから放っておこう。

 

などなど、などなど。

 

やらなきゃならない理由や、やらない言い訳。

 

もー、そりゃたーくさん!

 

頭の中が面倒くさいことキリがない。

 

そんなドツボにハマりそうになったら、他者の評価や、世間の常識、誰がどうこう言うとか、そーんなものはサッサと退けて、自分がどうしたいかに耳をすますのでありマス。

 

 

 

 

自分に尋ねる。

 

これを本格的に始めたのは、仕事でのある企画に加わろうとした時。

 

参加の旨、担当者に伝えたら、どうも必要ないのではないかと言われた。

 

その後、参加するにあたり、その優先度や必要性などの項目を挙げて、それに答えてくれと言われ、正直面倒になり辞めた。

 

でも、代表からは参加してもらえればと言われ、やっぱり必要なのかと迷った。

 

他にも、あれこれとあったことで、わけわからん!となった。

 

そのときに、周りの意見、状況、習慣は、一旦どけといて、私が本当のところどうしたいのかだけで決めようと思い立った。

 

瞬間的に、周りの意見、状況、習慣というものは、私の主役ではないと感じたから。

 

私の主役は、当然ながら私。

 

仕事も、仕事が主役ではなくて、主役の私が選択したもの。

 

どうやら、照準を合わせる場所が違うのだと察した。

 

そこで、早速。

 

自分に

 

「参加したいの?参加したくないの?」

 

ときいてみた。

 

すると

 

 

 

「どっちでもいいよ〜イヒ

 

 

 

だとさ。

 

 

 

私のホントのところは、案外なーんでもいい、どうにでもなるさ的な質らしい。

 

意外だった。

 

 

 

「じゃあ、今までこの社会で、それなりになるべくしてやってきたことって何だったのさ?」

 

「それ?それはそれで無駄じゃあないよ。だってそれを散々やってきたから、それの行き着く先が見えるようになったんでしょ?」

 

だって。

 

 

 

それに、どっちでもいい”ということで、一気にこの件に関するすべてのこだわりが消えた。

 

軽いのなんのって、これぞ無欲の境地と思ったくらいだ。

 

生きていくのに、足枷となっている部分は、こだわりと思い込み。

 

こだわりも思い込みも、誰かが私にそうさせているのではなく、結局は自ら掴んで離さないに過ぎない。

 

そこに合わせておけば楽なのをどこかで知っていたからそうしてきた。

 

だが、本当は楽じゃない。

 

いっとき、自分を誤魔化せているだけ。

 

あとでツケは回ってくる仕組み。

 

 

 

今まで、自分のホントのところに合わせてなかったわけではない。

 

頭でごちゃごちゃ考えていなかったときは、ホントのところで動いていた。

 

この機会に、改めて”自分に尋ねる”をして、ホントの自分を意識できた。

 

このとき、ホントの自分が

 

「存在を、明確に意識してくれて嬉しいよドキドキ

 

と。

 

 

 

コレ、なんだかヘンな現象が起きている???とは思わなかった。

逆に、頭でごちゃごちゃ考えている自分が表面的な自分で、ホントの自分の存在をかき消していて、自分の本心に意識を向けたら、スッと想いが湧いてくるのは当然のことだと思えた。

 

 

 

そのホントの自分との付き合いが始まって後、息子の不登校が始まった。

 

最初は、そりゃあ、絶望と後悔、不安と心配の嵐だったが、わりと早期にそれを脱したのは、照準をホントの自分に合わせることができたからではないかと思う。

 

息子は、もともとホントの自分から逸脱しない性質なので、それも私を正気にさせた。

 

そうそう、過去記事にも、息子が私を正気にさせたことや、私自身もごちゃごちゃ考えているのを止めて、ホントの自分に戻したことが書いてある。

 

そうこうして、今は非常に楽になった。

 

 

 

ごちゃごちゃ考えないと、生きるのが実にシンプルになるのを実感している。

 

たまに、ごちゃごちゃ考えるときに、その違いを感じることができる。

 

ホントの自分と対話する日々。

 

そんなことをしていたら、あらたな能力??? ←それこそ怪しいだろニヤニヤ

 

も、現れたりする。(かもしれないよ)

 

 

 

それについては、いづれまたパー