前々回の記事。

 

https://ameblo.jp/bocff/page-3.html

 

『課金を許可するから、ママのお願いきいて〜』作戦

 

それが昨日でした。

 

まずは、なんの作戦かというと・・・

 

ある登山家さんのお話会の企画がありまして、それに息子と参加する予定にしていました。

 

実際に登られた山々や、自然の在りようを写真や動画で紹介され、今まで体験されてきたお話しは大変に興味深いものでした。

 

山を制覇するような達成感を得るためではなく、山を感じ、山に委ね、山に学ぶ姿勢には、感銘をうけました。

 

奥さんも素敵な方で、とても自然体。

 

実は、彼女とはこの2週間ほど前に、江ノ島を散歩しながらゆっくりとお話しをして来ました。

 

話した内容がどうというより、感じたことが私には大きかった。

 

その感じたことのひとつは。

 

私は、ある時期、たぶんまだ幼いうちに、『この世で生きていくのには感受性を閉ざすしかない』と思い、そう実行したのだと確信しました。

 

感じるままに感じていくと、辛いことが多かったから。

 

それを柔軟に受け入れ、流せるようになる前に、そう決めてしまった。

 

それが、彼女と話していて、もっといろんなことを感じたいと思ってしまった。

 

もちろん、今までまったくなんにも感じてこなかったわけではない。

 

ただ、全開にはしてこなかったことに気づいてしまった。

 

全開にする、と思うとちょっと怖い気がする。

 

でも、全開にして感じていたあの頃に戻りたいと願ってしまう。

 

ただ戻るのではなくて、今ならたぶん全開にしても、それを柔軟に受け入れて、留めずに流せるようになりつつあるのではないかと。

 

薄っすらとそんな気がする。

 

そんな気がしたら、泣けてきました。

 

そして、そんな時期だから、彼女との時間を持てたのではないかと思ったのでした。

 

そういう私になりつつあるのも、息子の不登校があったからだと思っています。

 

そして、その息子。

 

今回のこの作戦。

 

見事に惨敗しました笑い泣き

 

いや。

 

惨敗ではないな。

 

「行こうかな」と気持ちは揺れていた。

 

課金やシェイクシャックのハンバーガーでも揺れなかった息子が何に揺れたのか。

 

 

◎ 学校に行かないと大人になれないわけじゃないよ

 

◎ 大人になるのには、いろんな選択肢があって、自分にあったものを選べるんだよ

 

◎ そういう風に自由に生きている大人もいるよ

 

◎ 世界は、学校だけじゃないよ

 

「このお話し会で、そんなことを感じることができると思ったから誘ったんだ」

 

 

と、今回誘った理由を伝えてみたら「どうしようかな」となりました。

 

最終的には、めんどくせー星人の勝利と相成りましたが汗

 

それでも、この機会でいつもよりも突っ込んだ話しができました。

 

 

 

勉強はとりあえず置いといて、学ぶってことは楽しいこと。

 

みんな違うということを、当たり前に大事なこととしている大人がいること。

 

そういう人もいるということを知ってほしかったし、紹介したかった、と。

 

 

 

結果はどうでも、思ったことは実行してみるのは大事だと、今回の件でも思いました。

 

 

 

私が身支度を終えて、出掛けるときに

 

息子が、「フリースクール行こうかな」って。

 

不登校の友だちがフリースクールに通っていて、息子と一緒ならもっと楽しいのにな、と言っているそう。

 

思ったことは実行してみるのは大事。

 

まぁ、息子のペースでケッコーコケッコー鳥鳥鳥

 

 

 

今回の記事の登山家さんと奥さん。

 

以前に、仕事で知り合っていました。

 

仕事以外で、あらためて連絡をとったのは、わにさんの記事のお陰です。

 

私にとって、ステキな時間を得ることができました。

 

わにさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

追記

 

わにさんの記事で紹介されていた冊子。

 

NPO法人 自由創造ラボたんぽぽ さん発行

 

たんぽぽさんは、子どものそれぞれの個性を大きく受けとめてくださる場をつくっていらっしゃいます。

 

今回の記事にも書きましたが

 

まさに

 

「みんな違うということを、当たり前に大事なこととしている大人」

 

がここにもいらっしゃいます。