フオリサローネ2024 その6
Nendoさんの展示を楽しんだと、歩き移動でアクセスできる展示会場へ。ここは、会場の建物が好きなので、展示内容は二の次です。
Rubinetterie Stella - Flow through the colors (match with the star)
c/o Fonderia Napoleonica Eugenia
鋳物工場だった建物が、あまり手を入れられずに展示会場となっていて、雰囲気がとてもよろしいのです。去年は、ゼネコンが自社の施工作品を一覧展示していて、とても地味な内容だったにもかかわらず、楽しく拝見した記憶があります。
今回は、蛇口メーカーさんの展示で、具体的な提案って感じで、場所ごとに色を変えた商品、というかアイディア？
水が流れて落ちているのだけど、シャワーではなく、泉水的な。見せるためだけの商品的な。まぁ、大きな庭でもあるような豪邸であれば、そんな涼やかな水のコーナーがあってもありなのかとは思いますが、あまりにも用途がなさすぎで、現実感ゼロの泉水、笑。
でもね、照明効果などで、めっちゃかっけーのよ。
これは、ミッソーニのファブリックを挟んだアクリル板を使っているようです。
シャワー室の衝立とか、提案ではあるな。普通は、ただ不透明なプラスティックという選択肢しかないから、こういう発想は新鮮かもしれないし、かなり引き合いありそうだな～。
現場にあった解説によれば、いろと香りで、ロケーションのイメージを出していて、旅の経験まで味わえるのどうの、としゃらくさいことが書いてありましたよ、笑。
ピンクは、オーストラリアの何とか湖、青はベリーズのブルー・ホール、聞いたことはあるけど。黒はインドネシアのなんとか、赤はタンザニアのどこそこ、とか。
それぞれの作品で、色々なメーカーさんだったりデザイナーさんだったりとコラボしていたらしい。
メーカーさんのイメージを、展示要に視覚化して三次元化していくデザイナーさんって、やっぱすごいよ。
個人的には、やはり会場の美しさに耽溺する感じでしたけど、笑。
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